公開日:2024/11/19 更新日:2024/11/19
主婦におすすめの節約術!家計のためにやるべきこととNGな節約方法
「節約したい!」と考えても、なかなか効果的な節約方法が見つからず、困っている主婦の方は多いのではないでしょうか。
この記事では、食費や固定費、変動費など幅広い生活費を対象に、主婦におすすめの節約術を紹介します。節約するための具体的な方法と、避けるべきNGな節約法についても触れているので、生活費の節約を目指している方は記事を参考に、家計の見直しを始めましょう。
主婦におすすめの節約術【食費】
まずは、家計の中で大きな割合を占める「食費」に関するおすすめの節約術について紹介します。以下の項目別に節約術を紹介するので、手軽にできるものから取り入れてみてください。
- 食費の目安
- 在庫管理
- 外食費
- ふるさと納税の活用
食費の目安
食費を節約する上で大切なのは、食費の目安を決めておくことです。
総務省のデータによると、2023年における2人以上の世帯における1カ月の食費の平均は8万6,554円です。この金額を参考に、自分たちの家庭の食費が妥当かどうかを判断してみてください。もし1カ月の食費が平均を上回っていれば、まずは平均を下回るような目標を設定することがおすすめです。
食費の目安を設定することで、節約の目標に具体性が生まれるため、目標を達成しやすくなるでしょう。
参考:家計調査報告(二人以上の世帯)-2023年(令和5年)12月分、10~12月期
在庫管理
食費を節約する上で、在庫管理は欠かせません。冷蔵庫や食品棚の整理を定期的に行い、どの食材がどれだけあるのかを把握することが大切です。
具体的には、賞味期限が近い食品を優先的に使用して食品ロスを減らしたり、在庫リストを作成して無駄な買い物を減らしたりすることで、食費を節約しやすくなるでしょう。もし、冷蔵庫がいっぱいで在庫管理を始めることも難しい場合は、冷蔵庫の中身を使い切ることを意識して献立を考えてみてください。
外食費
食費がかさむ要因の1つとして、外食費が挙げられます。外食費を減らすには、外食の回数を見直すことが一番のポイントです。外食の回数を週に1回程度に制限し、残りの食事は自炊に変えることで食費を大きく削減できます。
また、外食する場合には、クーポンやポイントを活用し、外食費を少しでも減らすための工夫を取り入れてみましょう。
ふるさと納税の活用
ふるさと納税も、食費を節約するための手段として活用可能です。ふるさと納税の返礼品として食品を選ぶことで、納税する代わりに食材が手に入れられるため、実質的に食費を削減できます。
また、自分の食生活に必要な食材や興味のある地域の特産品を意識して選ぶことで、食事そのものを楽しめるきっかけもつくれます。このように、ふるさと納税を賢く活用することで、地域貢献もしながら食費の削減につながるため、ぜひ取り入れてみてください。
主婦におすすめの節約術【固定費】
続いて、固定費に関するおすすめの節約術を紹介します。固定費の中でも節約しやすい以下の3つに関する節約術について見ていきましょう。
- 携帯電話・インターネット回線
- 保険
- 電気・ガス
携帯電話・インターネット回線
携帯電話やインターネット回線の費用は、家庭の固定費の中でも大きな割合を占めることがあります。
携帯電話やインターネット回線の費用が高いと感じる場合、まずはプランの見直しから始めましょう。現在使用しているプランが自分の使用状況に合っているかを確認し、過剰なデータ通信料やオプションサービスが含まれていないかをチェックします。
必要に応じて、格安SIMやサブスクリプションサービスを利用することで、大幅なコスト削減が期待できます。また、複数回線をまとめれば割引が適用される場合もあるため、家族での「まとめ契約」も検討してみてください。
保険
保険を見直すことも、固定費の大きな節約につながる可能性があります。
まずは、現在加入している保険内容を再確認し、本当に必要な保障が含まれているか、また過剰な保障になっていないかをチェックしてみてください。保険会社を見直し、同じ保障内容でもより安いプランがないかを比較検討することが重要です。
また、ライフステージの変化に応じて保険を見直すようにしましょう。例えば、子どもが独立した後や、仕事の変化によって必要な保障内容が変わることがあるため、その都度見直せば、無駄な支出を減らせます。
電気・ガス
電気やガス代は、日常生活での支出の中でも見逃されがちな部分ですが、見直すことで大きく節約できます。まずは、使用状況を把握するために、過去の請求書を確認し、どの時期にどれだけ使用しているかを把握してみてください。その上で、無駄な電力消費を減らすために、省エネ家電やLED照明の導入を検討することが有効です。
また、電力自由化により電力会社を自由に選べるため、より安価なプランに変更することもできるでしょう。ガスについても同様に、プロパンガスと都市ガスの料金を比較し、自分にとって最適な選択をすることが重要です。
加えて、日常生活の中での小さな工夫、例えば使わない部屋の電気をこまめに消したり、必要のない熱源をオフにしたりすることも、積み重なると大きな節約につながります。
Uvoiceでは、登録者43,542人を対象に、どのような節約方法に取り組んでいるのかを調査した結果をまとめました。以下の記事では、光熱費・食費にまつわる節約方法を紹介しているので、併せて参考にしてみてください。
【関連】みんなは何を節約している?節約のコツも大公開!
【関連】43,542人に聞く!みんなが取り組んでいる節約方法は?【光熱費・食費編】
主婦におすすめの節約術【変動費】
続いて、変動費に関する主婦におすすめの節約術を見ていきましょう。ここで紹介するのは、以下の2つの変動費に関する節約術です。
- 被服費
- 娯楽費
これらの変動費も工夫次第で大きく節約できるため、ぜひ参考にしてみてください。
被服費
被服費は、生活の中で意外と多くの出費を伴う部分ですが、見直すことで大きく節約できます。まず、クローゼットの中身を整理し、持っている服の把握から始めましょう。どのアイテムが本当に必要なのかを見極め、不要な服はリサイクルやフリマアプリで売ることで、収入の足しになります。
さらに、服を購入する際は、流行に流されず、自分のスタイルに合った基本アイテムを選ぶことが大切です。また、セール期間やアウトレット店舗、ネットショップの割引を利用することで、質の良い服を安価で手に入れられます。このように、出費が増えがちな被服費も工夫次第で節約が可能です。
娯楽費
娯楽費は生活を豊かにする重要な要素ですが、無駄遣いになりがちな部分でもあります。大切なことは、娯楽の予算を設定し、その範囲内で楽しむように心がけることです。
また、割引クーポンやポイントサービスを積極的に利用することで、娯楽費を削減することもできます。例えば、Uvoiceで配布されている飲食店やカラオケ、アウトレットモールなどで使えるクーポンを使うと、節約しながら娯楽を楽しめます。ボードゲームや読書、映画鑑賞などの自宅で楽しむ娯楽も、娯楽費を抑えるために有効な手段の1つであるため、ぜひ取り入れてみてください。
先ほども紹介したとおり、Uvoiceでは、登録者43,542人を対象に、どのような節約方法に取り組んでいるのかを調査した結果をまとめています。以下の記事では、生活費・娯楽費にまつわる節約方法を紹介しているので、併せて参考にしてみてください。
【関連】43,542人に聞く!みんなが取り組んでいる節約方法は?【生活費・娯楽費編】
主婦が節約のために「しない方がいい」こと
主婦が節約のために「しない方がいい」こととして、次の5つが挙げられます。
- 食費の削り過ぎ
- 人と比べる
- 何となくの買い物
- スーパーのはしご
- 細か過ぎる節約
なぜ「しない方がいい」のかは、以下で具体的に解説します。
食費の削り過ぎ
食費を極端に削ることは、健康や家族の満足度に悪影響を及ぼす可能性があります。栄養バランスが偏ると、病気にかかりやすくなり、医療費がかさんでしまうこともあるでしょう。
安売りだけに頼ると、結果的にコストが上がることがあるため、質の良い食材を選ぶことも心がけましょう。その上で、計画的なメニューを作成したり、無駄を省く工夫をしたりすることが食費の節約に効果的です。
人と比べる
他人の生活スタイルや支出と自分を比べることは、ストレスや焦りを生む原因になります。特に、SNSや周囲の友人との比較は、無理な節約を招くことがあります。人それぞれの生活環境や価値観は異なるため、自分の家庭に合った方法で節約を考えるようにしてください。
そのためには、自身を評価するための軸を持ち、自分たちの目標に沿ったプランを立てることが大切です。無理なく自分のペースで進めることで、節約を長期間継続できます。
何となくの買い物
「何となく」買い物をしてしまうと、無駄な出費につながりやすくなります。特に、セールや特価品に釣られて購入することは、必要のないものを買ってしまうリスクが高まるでしょう。そのため、買い物をする前に、必要なもののリストをつくり、計画的に購入することが大切です。
また、衝動買いを避けるために、買い物をする前に考える時間を設けるのもおすすめの方法です。このように、何となく買い物するのではなく、少しの工夫をすれば、節約効果を高めながら無駄な買い物を減らせます。
スーパーのはしご
複数のスーパーをはしごして特売品を探すことは、一見節約になりそうですが、時間や交通費を考慮すると必ずしも得策とはいえません。移動の時間を他の有意義な活動に使えるかもしれず、ガソリン代やバス代などの交通費の方が高くかかってしまうこともあります。
必要なものをまとめてリスト化し、1回の買い物で済むよう工夫することで、効率的に買い物をするよう意識してください。
細か過ぎる節約
細か過ぎる節約にこだわると、生活の質が低下し、ストレスが増加することがあります。
具体的には、数円単位での割引に執着し、時間や労力を無駄にすることは避けるべきです。それよりも、大きな支出を見直すことに焦点を当て、効果的な節約方法を模索する方が理にかなっています。
細かいことに気を取られず、無理なく続けられる節約を心がけることが、長期的には賢い選択となるでしょう。
主婦が節約のためにやるべきこと
主婦が節約のためにやるべきこととして、次の3つが挙げられます。
- 目標を立てる
- ポイ活
- キャッシュレス決済
具体的に取り組むべき内容については、以下で見ていきます。
目標を立てる
節約を成功させるためには、具体的な目標を立てることが重要です。まず、家計全体を見直し、収入と支出を把握します。その上で、月ごとや年ごとの節約目標を設定してください。
例えば、食費を月に1万円削減するなど、明確な数値目標を立てると目標を達成できる確率が高まります。また、進捗(しんちょく)を記録し、定期的に見直すことで、モチベーションを維持できます。
ポイ活
ポイ活とは、日常の買い物やサービス利用時にポイントを貯めて、貯めたポイントを使用して得られる特典を享受する活動のことです。
例えば、ポイ活アプリやサイトを利用すると、買い物金額に応じてポイントが付与されたり、サービスへの登録やアンケート回答をするだけで数百円分のポイントを獲得できたりします。スキマ時間で取り組めるものが多くあるため、通勤・通学の際や信号待ちの時間などにコツコツとポイントを貯めてみてください。
【関連】ポイ活とは?メリットや注意点と楽しくポイントを貯めるコツを解説
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キャッシュレス決済
クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済を利用することで、ポイント還元やキャッシュバックの特典を受けられます。また、利用明細をアプリやサイトでチェックできるため、支出の管理がしやすく、家計の見直しが容易になる点も大きなメリットです。
しかし、キャッシュレス決済を利用すると使い過ぎてしまう可能性もあります。使い過ぎを防ぐためには、予算を設定し、上限を設けることが大切です。キャッシュレス決済も上手に活用することで、生活費を大きく節約できるようになるでしょう。
まとめ
節約は単なる出費を減らすことではなく、賢くお金を使うための知恵です。食費や固定費、変動費の見直しを通じて、無理のない範囲で生活を豊かにする方法を見つけていきましょう。
また、NGな節約方法を避けることで、無駄なストレスや手間を省き、より効果的な家計管理を実現できます。簡単なものからでよいので、今回紹介した節約術をぜひ日常に取り入れてみてください。
Uvoice編集部
ポイ活サービス「Uvoice」「Uvoiceブラウザ」を運営する株式会社ヴァリューズのUvoice編集部です。お得に暮らすヒントをご紹介します。
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