公開日:2025/02/14 更新日:2025/01/20
ランチ代を節約するおすすめの方法を紹介!平均金額やレシピも

外食やコンビニ弁当に頼りがちなランチ代は、月々の出費の大きな部分を占めています。実は、ちょっとした工夫で大きく節約できるのです。
本記事では、ランチの節約術や時短でつくれるお弁当のコツを紹介します。記事を読むと、ランチ代の平均金額や節約のヒントが分かるようになります。毎日のランチ代を節約して、家計の助けにしましょう。
ランチ代の平均金額はいくらくらい?

ランチ代の平均金額は、全体平均で575.8円です。男性の平均は561.8円で、女性の平均は584.1円でした。男性の年収が、女性の年収を大きく上回っているにもかかわらず、女性の方が男性よりもランチ代にお金をかけています。
ランチ代の平均金額を金額別に見た割合は、下表の通りです。
300円未満 | 300〜500円 | 500〜700円 | 700〜900円 | 900〜1,000円 | 1,000〜1,200円 | 1,200〜1,500円 |
---|---|---|---|---|---|---|
12.4% | 30.7% | 29.9% | 18.1% | 5.8% | 2.6% | 0.4% |
500~700円と300~500円の金額の割合が共に約3割で、合わせて全体の約6割を占めています。ランチ代に1,000円以上かける方は3%とかなり少数派です。
参考:「Spicomi調査」
ランチ代はいくらくらい節約できる?

ランチ代をいくら節約できるかについて、以下の3つの方法を紹介します。
- 毎日お弁当を持参する
- 週3回お弁当を持参する
- おにぎりをつくって持参する
それぞれの目安を見ていきましょう。
毎日お弁当を持参する
株式会社ニチレイフーズが実施した「全国お弁当事情に関する調査2024」によると、お弁当にかかる経費は全国平均で222.3円でした。出勤日に毎日お弁当を持参した場合、節約できる目安を算出します。
週出勤5日 × 年52週 -祝日16日-4日(年末年始)=240日
(ランチ代の全体平均575.8円-お弁当にかかる全国平均経費222.3円) × 240日=84,840円
毎日お弁当を持参すると、約8万4,840円が節約できる目安です。1カ月あたりだと約7,070円節約できます。
参考:株式会社ニチレイフーズ「全国お弁当事情に関する調査2024」(6ページ)
週3回お弁当を持参する
先ほどと同様に、週3回お弁当を持参した場合に節約できる目安を算出します。
(ランチ代の全体平均575.8円-お弁当にかかる全国平均経費222.3円) × 240日×3÷5 = 50,904円
週3回お弁当を持参すると、約5万0,904円が節約できる目安です。1カ月あたりでは約4,242円節約できます。
おにぎりをつくって持参する
おにぎりをつくる代表的な材料の価格には、下記のものが挙げられます(全て税込み)。
- 2024年の新米の店頭価格:5キログラムで3,500~4,000円程度
- 鮭フレーク:130グラムで約257円
- 梅干し:130グラムで約300円
- 国産おにぎりのり:50枚で約710円
お米5キログラムでおにぎりをつくると、約100個できるといわれています。100個のおにぎりをつくるために必要な費用は、次の通りです。
【お米5キログラム3,500~4,000円程度+鮭フレーク約257円+梅干し約300円+国産おにぎりのり約710円×2=5,477~5,977円(税込み)】
約6,000円で100個のおにぎりができれば、1個あたり約60円です。毎日おにぎりを2個持参すると、次のようになります。
(ランチ代の全体平均575.8円-おにぎりにかかる費用120円) × 240日=109,392円
毎日おにぎりを2個持参すると、約10万9,392円が節約できる目安です。1カ月あたり約9,116円節約できます。
参考:日本農業新聞「新米店頭価格が上昇 5キロ1500円上げも 集荷競争過熱で」
ランチ代の節約術

ここでは、お弁当を毎日つくるなどランチ代が節約できる11の方法を紹介します。以下で詳しく見ていきましょう。
お弁当を毎日つくる
お弁当づくりを継続するためには、日々の負担を軽減することが大切です。毎朝の作業となるため、時間や手間をかけ過ぎると長続きしません。
自然解凍ができる冷凍食品を活用したり、週末につくり置きをしたりすることで、朝の時間を効率的に使えます。
時間短縮と手間の削減を意識して、できる範囲で取り組んでみてください。麺類を取り入れたり、カラフルなふりかけで彩りを加えたりすると楽しく続けられます。
前日に下準備しておけば、早起きが苦手な方でも無理なく続けられるでしょう。
おかずのみを購入する
ランチ代の節約術として、おかずだけを購入する方法があります。ご飯やパンなどの主食を、自宅から持参するだけです。
おかずは、コンビニエンスストアやスーパーで購入します。スーパーの総菜コーナーは、コンビニエンスストアより安価で種類も豊富なことが多いため、おすすめです。
レトルトカレーを活用するのも一案です。保温容器に入れて持参すれば、温かいまま食べられます。
おかずのみを購入すれば、外食のランチ代やお弁当の購入と比べて大幅な節約になります。
極力外食を控える
ランチ代を節約するには、外食の回数を極力減らすことが一番です。外食は予想以上に出費がかさみ、デザートや追加メニューによって予算をオーバーしがちなためです。
500円のワンコインランチなどお得なメニューもありますが、量が足りずに追加注文すると1,000円を超えてしまうケースが少なくありません。外食は月に数回程度に抑え、その際はあらかじめ会社周辺の安価な店舗をリサーチしておきましょう。
デリバリーサービスを利用しない
ランチ代の節約のためには、デリバリーサービスの利用は避けましょう。デリバリーサービスは、商品価格に加えて配送料やサービス料が上乗せされ、同じ食事内容でもコストが大幅に上昇するためです。
近年、フードデリバリーは身近なサービスとなりましたが、コスト面では大きな負担となります。
同じメニューを食べたい場合は、店舗に直接出向いてテイクアウトするのがおすすめです。配送料がかからない上、歩けば店舗までの往復で適度な運動にもなります。
コンビニではなくスーパーで買い物をする
コンビニエンスストアではなくスーパーでランチを買えば、大きな節約につながります。スーパーは大量仕入れでコストを抑えられ、同じ商品でもコンビニエンスストアより安価に購入できるためです。
コンビニエンスストアのお弁当は500円以上が一般的で、サラダやデザートを加えると1,000円を超えることもあるでしょう。一方、スーパーでは同様の内容でも何割か安く購入できて、総菜などの品ぞろえも豊富です。
オフィス近くのスーパーを活用し、時間に余裕がある日には特売の時間帯を狙うのも効果的です。
【関連】おすすめの食費節約術!食材を無駄にしない買い物のコツとは?
カフェやコンビニなどで飲み物やお菓子を購入しない
カフェやコンビニエンスストアでの不要な飲み物や、お菓子の購入は要注意です。一見するとわずかな出費に思えますが、積み重なれば大きな金額になります。
カフェの飲み物やコンビニ商品は、スーパーやドラッグストアと比べて割高な傾向があります。
節約を成功させるコツは、事前に計画を立てることです。水筒を持参したり、お菓子を家から持ってきたりすることで、余計な出費を抑えられます。
どうしても購入したい場合は、スーパーやドラッグストアを積極的に利用しましょう。
主食をお米以外のパスタやうどんにする
ランチ代の節約に効果的なのが、主食の見直しです。お米は穀物の中でも比較的高価です。一方で、パスタやうどんは1食あたりお米よりも安く済ませられます。
パスタやうどんは、ディスカウントストアなどで購入すればお買い得商品も見つかりやすく、コストパフォーマンスに優れています。
主食を工夫するだけで、月々の食費を抑えられるでしょう。カロリーや栄養バランスを考えながら、お米以外の主食を上手に取り入れるのがおすすめです。
安い食材を活用する
ランチ代の節約には、コストパフォーマンスの良い食材選びが大切です。業務スーパーやディスカウントストアを活用すれば、食費を大幅に抑えられます。
例えば、モヤシは栄養豊富で1袋あたり数十円程度、ちくわも安くて経済的です。
鶏むね肉は安価な上、たんぱく質も豊富です。パサつきが気になる方は、下味を付けての冷凍や斜め切りなどの工夫で、ジューシーに仕上がります。
食材選びと調理法を工夫すれば、安価でも満足度の高いランチをつくれるでしょう。
つくり置きをする
つくり置きは、ランチ代の節約には欠かせません。毎日の調理では光熱費がかさみますが、週末にまとめて調理することで、時間と光熱費の両方を抑えられます。
メインのおかずは大量につくって小分けに冷凍し、野菜も下処理して保存しておくと便利です。100円ショップの保存容器や食品保存用袋を活用すれば、冷蔵庫の中が整理されます。
平日の朝は解凍するだけで、栄養バランスの取れたランチがつくれます。手間を省きつつ、家計にも優しいつくり置きを取り入れてみましょう。
朝食をしっかりとる
朝食をしっかり摂取することは、ランチ代の節約につながります。十分な量の朝食を食べて出勤すれば、自然にランチの量を抑えられるからです。
特に重要なのが栄養バランスで、たんぱく質や炭水化物、ビタミン、ミネラルをバランスよく摂取することが大切です。例えば、卵やヨーグルトなどのたんぱく質、パンや雑穀米などの炭水化物、野菜サラダなどを組み合わせましょう。
朝食をしっかり食べれば空腹感が抑えられ、ランチの食事の量が減少します。
割安で食べられる会社やオフィスの社食を利用する
ランチ代を節約する方法の1つに、社員食堂や割安で食べられる一般の公共施設の食堂を利用することが挙げられます。通常の外食よりも、手頃な価格で食事が楽しめます。
社内に食堂がある企業なら、積極的に利用しましょう。一般的に、栄養バランスの取れたメニューが提供されるのでおすすめです。
最近は、オフィスワーカーが利用できる公共施設の食堂も増えています。例えば、役所や大学の食堂が一般に開放されていることもあります。
割安で食べられる会社やオフィスの社食を利用することで、ランチ代を節約しつつ栄養バランスも保つことが可能です。
目指せランチ代節約!時短で簡単にお弁当をつくるコツ

ランチ代を節約し、時短で簡単にお弁当をつくるコツを4つ紹介します。
- つくり置きや前日の残り物を活用する
- メニューを固定する
- スープジャーを活用する
- 便利な調理グッズを利用する
以下で詳しく見ていきましょう。
つくり置きや前日の残り物を活用する
時短で簡単なお弁当づくりの定番として、つくり置きと前日の残り物の活用があります。休日や前日に多めに調理しておけば、平日の朝は温めて詰めるだけで済みます。
この方法には3つのメリットがあります。
- 朝の時間を大幅に節約できる
- 複数のおかずを組み合わせ、栄養バランスの取れた食事になる
- 食材を無駄なく使い切れて家計の節約につながる
夕食の残り物は、翌日のお弁当のおかずになります。新たに材料を買い足す必要がなく、経済的です。朝の慌ただしい時間帯でも、手軽にお弁当がつくれるでしょう。
メニューを固定する
お弁当づくりで悩みの種は、毎日のメニューを決めることです。お弁当のメニューを固定化すれば、節約と時短になります。
週単位でメニューを決めておくと、無駄の少ない買い物が可能です。例えば、月曜は卵焼きとウインナー、火曜はサケとホウレンソウのおひたしなど、曜日ごとの定番メニューを決めてしまえば、材料の買い忘れを防げます。
メニューを固定化すると、朝の貴重な時間を効率的に使える上に、食材のまとめ買いによって家計の節約にもつながるでしょう。
スープジャーを活用する
スープジャーの活用は、ランチの節約と栄養バランスの改善を両立させる方法です。温かい汁物が食べられて、お弁当づくりの効率化にもつながります。
例えば、具だくさんのみそ汁や野菜スープなどは、それだけで立派なおかずです。追加でもう一品つくる手間が省けます。前日の残り物の煮物や、朝の余ったみそ汁を活用すれば、新たな調理時間も材料費も抑えられます。
温かい汁物があるだけで、追加のおかずを買い足す必要もなく時短につながるでしょう。寒い季節には最適です。
便利な調理グッズを利用する
お弁当づくりの時短と手軽さに欠かせないのが、便利な調理器具の活用です。電子レンジは、時短調理の強い味方となります。
わずか数分で調理が完了し、目を離しても安全なため、朝の忙しい時間帯に適しています。効率的に調理するコツは、食材を均一な大きさに切ることと、加熱途中でかき混ぜることです。
オーブントースターも便利な調理器具の1つです。グリル機能を使えば、焼き魚やグラタンなど本格的な一品も手軽につくれます。
圧力鍋では煮物や蒸し物を時短で調理でき、朝の限られた時間でも栄養バランスの取れたお弁当になるでしょう。
便利な調理器具を上手に組み合わせることで、手間のかからないお弁当づくりを目指してください。
まとめ

ランチ代の節約は、家計の見直しにおいて重要なポイントです。外食やデリバリーを控え、お弁当の持参を習慣化することで、月々の食費を削減できます。
スーパーでの食材購入や社員食堂の利用など、自身の状況に応じた節約術を取り入れることで、節約の効果が期待できます。無理なく続けられるランチ代の節約方法を見つけて、継続して節約しましょう。
とはいえ、ランチ代を節約する毎日だけでは息苦しくなってしまいます。「Uvoice(ユーボイス)」のようなポイ活サイトでは、ブラウザデータなどの行動データを提供するだけでポイントを獲得できて、さまざまな電子マネーやギフトカードに交換が可能です。
ぜひ節約と一緒に、無理なく続けられるUvoiceの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

Uvoice編集部
ポイ活サービス「Uvoice」「Uvoiceブラウザ」を運営する株式会社ヴァリューズのUvoice編集部です。お得に暮らすヒントをご紹介します。
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