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節約

公開日:2024/09/10 更新日:2024/09/10

43,542人に聞く!みんなが取り組んでいる節約方法は?【生活費・娯楽費編】

「食費以外の項目を節約したい」と考えている人もいらっしゃるのではないでしょうか。日用品・雑貨費や美容費などは、買い物のタイミングやアイテムの選び方などを工夫すれば、節約ができます。また、しっかりと予算管理ができれば、趣味や娯楽をあきらめる必要もありません。

本記事では、Uvoice登録者へのアンケート調査の結果をもとに、生活費や趣味娯楽費などの節約方法について解説しています。「食費や電気代以外の節約方法を知りたい!」という人は、ぜひ参考にしてください。

【アンケート調査】節約のコツを大調査

Uvoice登録者に以下の内容を質問しました。

  • あなたは意識をして節約しているものがありますか。
    あてはまるものをすべてお選びください。
    また、その中で最も意識しているものを1つだけお選びください。
アンケート調査「意識して節約しているもの」
実査期間:2024年5月24日~2024年5月31日
回答者数:43,542人

上記のアンケート結果をもとに、生活費や娯楽費について、Uvoice登録者が取り組んでいる節約方法を調査しました。

【関連】43,542人に聞く!みんなが取り組んでいる節約方法は?【光熱費・食費編】

【日用品・雑貨費】クーポンやプライベートブランドを活用する

お店の割引の日に行きます。クーポンも必ず使います。プライベートブランドに切り替えました。ネットをよく見て安いサイトがないか見るようになりました。無駄買いを防ぐ為、実店舗に行かなくなりました。(50代女性)
ティッシュやトイレットペーパーなど、ウェルシアの20日やキャッシュバックキャンペーンの時にまとめ買いしています。(50代女性)
日用品は、昔はたくさんストックして安心してるタイプでしたが、今は、ほとんど使い切ってなくなる前に補充したりして、無駄な買い物を減らしたり、安く買えるものがないか色々サイトを見て調べたりしています。(30代女性)
マヨネーズやケチャップや調味料など、大手ブランド品ではなく他社のものを買ったり、100均の方が安いものは100均で購入したりしています(50代女性)
掃除用具など風呂用トイレ用など分かれているものではなく共通して使える洗剤などを使う。詰め替えができるものをつかう。(60歳以上女性)

日用品や雑貨の買い物では、クーポンやセールを活用しているとの声がありました。

たとえばドラッグストアでのお得な買い物方法として「ウエル活」が有名です。ウエル活とは、ウエルシア薬局やHACドラッグなどのウエルシア系列のドラッグストアで、毎月20日に買い物をするという節約術のひとつです。200ポイント以上のVポイントがあれば、最大33%オフの買い物ができます。

週次やお客様感謝デーなどでクーポンが配布されることもあるため、近隣のドラッグストアの情報をリサーチしておくとお得な買い物ができるでしょう。

ティッシュペーパーやトイレットペーパーなどの消耗品を節約対象と考えている人が多いようです。日常生活に欠かせないものですが、最終的に破棄するのであれば、安いものでも問題ないと考えられます。また「プライベートブランド」と呼ばれる、低価格で販売されている小売店オリジナルの商品を手に取る人もいるようです。

掃除用の洗剤を兼用するというアイデアもありました。たとえば「ウタマロクリーナー」は、マルチクリーナーで有名です。コンロ周りや換気扇のほか、お風呂やトイレにも使えます。スポットごとに洗剤を使い分けると、コストだけでなく手間もかかるため、1本化できれば掃除が楽になるでしょう。

意外にもストック買いをしないという意見もありました。ストックが多いと、収納スペースが足りなかったり、持っているものが把握できず同じものを買ったりするリスクがあります。「セールだからとストックをたくさん買ってしまう」という人は、1回あたりの購入点数や予算を決めると良いでしょう。

日用品の買い物にはクーポンを活用するのがおすすめです。UvoiceのAndroidとiOSのアプリでは、飲食店だけでなくドラッグストアで使えるクーポンを提供しています。「日用品をお得に買いたい」という人は、ぜひご活用ください。

【関連】行動データを提供して、店舗で使えるクーポンをGETしよう!

【趣味娯楽費】メリハリをつけて使う

長年ファンのアーティストがあり、コンサートに行くために遠征もしています。遠征の交通費を少しでも安くするために交通機関を選んだり(主に高速バスを使う)、宿泊には主要駅から少し離れたところにするなど、たいしたことはしていませんができることはしています。(50代女性)
読書や映画が趣味ですが、シアターに行ったり購入はお金がかかるので、レンタルやサブスクリプション、図書館で済ませています。(50代女性)
欲しいと思う商品があっても、新品でなくても問題ないものについてはフリマやリサイクルショップなどで安く購入する(50代女性)
公園に行ったり手作り弁当や水筒もっていくこと。近くに川とかあったらそこに行かせたりする。(30代女性)
食費も浮き、自分の癒やしになる家庭菜園で節約兼ねて楽しんでいます。(40代女性)

趣味娯楽費は節約できるポイントです。しかし「趣味や娯楽があるから、毎日の仕事や家事をがんばれている」という人もいるでしょう。節約と趣味を両立させるには、メリハリをつけることが大切です。

「推しの舞台を見たい」「グッズがほしい」など、自分が好きなものや応援しているものにはお金をかけたいと思うでしょう。節約を意識してあきらめる必要はありませんが、予算の管理は重要です。

コンサートに行く交通費や宿泊費を抑えたり、月の予算をオーバーする場合は翌月にカバーしたりするなど、工夫しているとの意見がありました。予算的に現地に行くのが難しい場合、コンサートをオンラインで視聴する方法もあるでしょう。

映画や読書が趣味の人は、サブスクリプションを上手に活用しているようです。サブスクリプションは、月単位や年単位などで料金を支払ってサービスを利用する方法です。たとえば映画であれば「Netflix」で楽しめます。月額料金1,000円ほどで利用できるサービスやプランもあるため、映画館に行くよりお得です。電子書籍であれば「Kindle Unlimited」も良いでしょう。

洋服や雑貨などは、新品ではなく中古を検討するという人もいました。「メルカリ」「楽天ラクマ」などのフリマアプリを活用すれば、店舗に足を運ぶ必要もありません。また、衝動買いを防ぐため、買う前に「本当に必要なのか」を時間をおいて考えるのも有効です。誕生日や記念日など、ご褒美として購入するのも良いでしょう。

ピクニックをしたり、無料で遊べる施設を利用したりして、お金をかけない趣味を見つけている人もいました。体を動かしたい場合は、ランニングやウォーキングが良いでしょう。また、家に器具を揃えれば、ジムのようなトレーニングもできます。

趣味は、リラックスしたり健康寿命を延ばしたりするのにも有効(※1)といわれており、節約しすぎず、メリハリをつけて楽しむのがポイントです。
(※1)趣味と健康の関係性

【美容費】プチプラコスメを取り入れる

カラーは自分でしている。カットも3ヶ月に1回にしている。ファンデーションはそこそこのものを使っているが、それ以外のコスメは超コスパがいいもののみ。化粧水もハトムギ化粧水という安いのに大容量のものをたっぷり使っている(30代女性)
化粧品はドラッグストアーでプチプラでも評判のいいものを購入。髪のカット、白髪染めは自分でしている(60歳以上女性)
やたらめったら、化粧水、化粧品などを買うのではなくて、自分の肌質に合っているものや、同じタイプの人をSNSで見つけて、情報収集してから買うようにしている。どこが一番安く買えるかなど(20代女性)
気に入っているコスメ、基礎化粧品などは高額でも買う。こだわりがないものは、プチプラなどを買う(40代女性)
必要以上に美容にお金を使わない。自然のままで整うよう、食生活や日常生活に気を使う。(50代女性)

美容院代の節約のため、自分でカラーをしたり、通う回数を減らしたりするという意見がありました。

美容院に行く場合は、料金を抑えられるように工夫をすると良いでしょう。たとえば、いつもカラーをしている人は、たまにはカットのみにすると髪へのダメージが軽減でき、イメージチェンジにもなります。

デパコスとプチプラを使い分けて、化粧品代を節約している人もいるようです。デパコスは、デパートのコスメフロアで販売されている比較的単価の高い商品です。「DIOR」「LANCOME」などが該当します。

一方、プチプラは「プチプライス」の略で、ドラッグストアで買える1,000円〜2,000円程度の比較的単価の低い商品です。「CANMAKE」「CEZANNE」などが該当します。

「安い=悪い」ではないため、デパコスとプチプラを上手に使い分けて、メイクを楽しむのがポイントです。化粧下地やファンデーションはデパコス、アイメイクやチークなどはプチプラなどの使い分けができます。

YouTubeやInstagramなどで使い方や口コミが紹介されているため、購入する前に情報収集をするのが重要です。とくに単価の高いデパコスは事前のリサーチが欠かせません。
日頃からケアを意識していれば、化粧品にお金をかける必要はないという意見もありました。食事や運動を見直し、規則正しい生活を送れば、肌荒れを防げるでしょう。ストレスのない生活を送ることも重要です。

【居住費】家賃が抑えられる物件を探す

郊外にある場所を選び部屋も広く家賃の安い所を選びました。住み始めてすぐに都市開発の予定が入り近場にショッピングモールができるので交通の便も良くなり、無料シャトルバスが出るなどでとても良い家を選んだと思っている。(30代女性)
数年前に節約の為、2DKから1DKに引越しました。狭いと感じる時もありますがそのことによって無理なく生活出来ておりますので、満足してます。(50代女性)
家賃は手取りの2割におさめている。光熱費を考えマンションの真ん中の部屋を契約。すべての部屋が一つのエアコンのみでなんとかなるようにする。(30代女性)
家賃が安くて、駐車場が付いているアパートに居住して、収入が上がっても家賃が上がる場所へは引っ越ししない。(40代男性)
多少不便だけれども、民間のマンションやアパートではなく、安い公営住宅に住んでいる。(60歳以上女性)

支出の割合の大きい居住費の節約を意識している人もいました。居住費は固定費のため、1か月で5,000円削減できれば、1年で60,000円を確実に節約できます。

家賃の目安は収入の2〜3割程度とされているため、高すぎる場合は、引っ越しを検討しても良いかもしれません。とはいえ、引っ越しにも費用がかかります。ほかで節約できる項目がないかを考えたり、春や秋の繁忙期を避けて引っ越しをしたりと、費用を抑えるための工夫が必要です。

家賃を抑えるための物件探しでは、以下のようなポイントを意識すると良いでしょう。

  • 家賃相場の低いエリアで物件を探す
  • 中古物件やリノベーション物件を探す
  • 礼金のない物件を探す
  • オートロックや独立洗面台などの設備条件を見直す

食費や日用品費のような変動費を一定の割合で減らすのは難しいですが、固定費の家賃であれば、まとまった金額の節約が可能です。

まとめ

Uvoiceで実施したアンケート調査の結果から、節約で意識しているポイントを以下の4つの項目でご紹介しました。

  • 日用品・雑貨費
  • 趣味娯楽費
  • 美容費
  • 居住費

なお、光熱費・食費の節約は「43,542人に聞く!みんなが取り組んでいる節約方法は?【光熱費・食費編】」をご覧ください。

日用品・雑貨費は、クーポンを使ったり、お得に買い物ができる日を活用したりするという声がありました。プライベートブランドや100円ショップの商品を取り入れたり、洗剤を1本化したりして、コストを抑えている人もいるようです。

趣味娯楽費は、こだわりのないものはコストを重視し、好きなものにお金をかけられるようにするのがポイントです。フリマアプリを活用している人もいました。映画や読書はサブスクリプションが便利です。

美容費は、自分でカラーをしたり、美容院に行く回数を減らしたりするという意見が多くありました。化粧品はデパコスとプチプラを使い分けているようです。肌荒れを防ぐために、日頃の生活習慣を意識するのも良いでしょう。

固定費である居住費は、まとまった金額の削減ができる項目です。「家賃を抑えるために引っ越した」という声もありました。

UvoiceのAndroidとiOSのアプリには、飲食店やドラッグストアで使えるクーポンを提供しています。買い物をお得に楽しみたい人は、ぜひご活用ください。

重兼千春

重兼千春

Webライター。転職、キャリア、美容、不動産、金融ジャンルの記事を執筆中。新卒からシステムエンジニアとして働いていました。ライティングにおいては、わかりやすい文章を書くことはもちろん、どこかくすっと笑えるような、読み手が温かい気持ちになれる記事を書くことを心がけています。