ポイ活の1つとして注目されているのが、アンケートモニターです。専門のサイトでアンケートに答えるだけでお金を稼ぐことができるため、アンケートモニターに挑戦する人が増えてきていますが、実際には思ったほど稼げないという声もあります。

本記事では、アンケートモニターの実際の月収だけではなく、アンケートモニターで稼ぐコツや、取り組む上での危険性・注意事項について詳しく紹介します。

稼げない？危ない？アンケートモニターの現実

アンケートに​​ただ答えるだけでお金を稼ぐことができるアンケートモニターですが、インターネット上には「稼げない」「危険だ」という口コミも見られます。下記にて、アンケートモニターの現実について見ていきましょう。

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アンケートモニターの月収・年収

アンケートモニターとは、アンケートに答えるだけでお金がもらえるシステムです。ポイ活の1つに分類されていますが、お金が振り込まれることがほとんどなので、副業にしている人もいます。しかし、実際に稼げる金額は理想よりも少ないことが実情です。

複数サイトを掛け持ちし、スキマ時間でコツコツアンケートに答えた場合でも、平均して1カ月5,000〜7,000円ほどの収入です。もっとたくさんのお金を稼ぎたいのなら、決まった場所でアルバイトをした方が、現実的には稼げます。

時間があるときにだけアンケートに答えている場合は、コツコツと回答している人よりも稼ぐことができません。アンケートで収入を得るためには、まめに継続することが重要です。5,000円ほどの収入でも、アンケートで毎月収入が得られているのは、継続してアンケートに答えているという理由が大きいでしょう。

アンケートモニターの安全性・危険性

アンケートモニターが危険といわれているのは、アンケートに答えるだけなのに、自分の氏名・メールアドレス・性別・生年月日・住所・電話番号などの個人情報をサイトに登録しなければならないためです。このことから、個人情報が抜き取られてしまう・利用されてしまうといった危険があります。

アンケートモニターの専用サイトがアンケートの配信を行うときは、会員の性別や年齢、住んでいる都道府県などの情報を抽出します。そして、一人一人に合うアンケートを配信できるようになっているからです。このような仕組みがなければ、会員それぞれの状況に合ったアンケートを配信できないからです。

また、同じアンケートモニターサイトで会員登録が重複して行われることを避けるべく、登録情報を元に重複チェックを行い、1ユーザー1登録になるようにデータの整理が行われています。

このように、登録した個人情報はアンケートを配信する上で重要な役割を果たしていることがわかります。

アンケートモニターで効率よく稼ぐ方法

現実では思った以上に稼ぐことのできないアンケートモニターですが、ポイントを押さえることで効率よく稼ぐことができるようになります。少しでも多くの収入をアンケートモニターで得るために、効率の良い稼ぎ方を紹介します。

高単価アンケートを狙う

配信されるアンケートのほとんどは、1回の回答につき2円というような単価なので、コツコツ回答して受け取れる金額を増やさなくてはなりません。しかし中には、高単価のアンケートがあり、それを狙うことで一気に稼ぐことが可能です。

もし、高額報酬のアンケートに当選した場合は、1回の回答で5,000円を稼げることもあります。その内容は、例えば、企業が開発したばかりでまだ流通していない新商品が家に届き、その使用感をアンケートで回答するというものがあります。

このような高単価のアンケートは人気が高いため、なかなか配信されることはありませんが、アンケートの回答をコツコツしていくことでチャンスが巡ってくるでしょう。

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Webアンケートだけでなくインタビューにも参加する

高単価アンケートには、インタビューに参加するタイプもあります。指定された会場へ足を運び、インタビューに答えることで報酬を得られます。例えば、1時間インタビューを受け、報酬として1万円を受け取る、などというものです。住んでいる場所が遠方という場合は、オンラインでインタビューが受けられる場合もあります。

座談会のような参加型のタイプは、サイトでのアンケートに比べ、調査データを得られるまでに時間とお金がかかります。本当はもっと多くの人数で調査を行いたいところを限られた人数で行うため、応募人数が多い場合は抽選をしたり回答したアンケートの内容を見て選定したりすることになります。そのため、応募をすれば必ず当たるというわけではありません。

話すのが苦手な人や、人見知りという理由で参加型の調査を避ける人もいますが、高額謝礼のチャンスだけではなく、より良い商品開発のための意見を直接企業に届ける機会でもあるため、興味のあるジャンルのものだけでも応募してみるのがおすすめです。

興味のある分野以外にも応募する

サイトで配信されるアンケートには、さまざまなジャンルのものがあります。中でも回答しやすいのは、自分が興味のあるもの、好きなものの分野です。

好きなジャンルのものばかり回答しようとすると、そのジャンルのアンケートが一切ない場合にやることがなくなってしまいます。収入を得る機会も失われてしまうため、興味のある分野以外のアンケートにも答えてみるのがおすすめです。

自分が興味を持っていない分野に挑戦することで回答できるアンケートが増え、自分の視野が広がることで結果的に報酬を増やすことができます。アンケートモニターを始めて、回答することに慣れてきたら、他の分野のアンケートにもチャレンジしてみてください。

複数のアンケートモニターサイトを併用する

アンケートモニターで多くの収入を得るためには、1つだけのアンケートモニターサイトでは限りがあります。そのため、より多くの収入を得るために、複数のアンケートモニターサイトを掛け持ちして回答数を増やしていきましょう。

実際に、アンケートモニターサイトである程度の収入を得ている人のほとんどがアンケートモニターサイトを掛け持ちしています。掛け持ちすればアンケート料がその分増えるため、より稼ぎやすい環境を作ることができます。高単価のアンケートに挑戦できる機会も増やせるので、おすすめです。

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現実と向き合うことが重要！アンケートモニターをする際のポイント

自分が考えているよりも稼ぐことができないアンケートモニターですが、コツをつかむことで、少ないながらも、安定した収入を得られるようになります。アンケートモニターに取り組むためのコツを解説します。

あくまでも「小遣い稼ぎ」として活用する

アルバイトや副業の代わりに取り組む人が多いポイ活ですが、アンケートモニターを副業とすると、その収入はやはり物足りない金額です。

そのため、貯金を増やしたい、まとまったお金が欲しいというような目的ではなく、毎月の小遣いを増やすようなイメージで、アンケートモニターに取り組むのがよいでしょう。アルバイトを行う場合よりも人間関係のストレスが少なく、自分のペースで取り組むことができます。

他のアルバイトのようには稼げませんが、休憩時間や移動中などのスキマ時間を利用した小遣い稼ぎとして、少しの金額を稼げるのがアンケートモニターなのです。

個人情報は不足がないように登録する

アンケートモニターのサイトに登録するには、個人情報が必須です。登録時だけではなく、アンケートの内容にも、個人情報や個人のライフスタイルを回答する場合があります。例えば、性別・年齢・居住地などの基本的な情報から、子どもがいるかいないか、飲酒や喫煙の有無などが必要なアンケートも少なくありません。

配信されるアンケートは個人情報を元に決定するようになっているので、より多くのアンケートに回答するためには、不足のない個人情報の登録が必要です。もし、登録している情報に変更があった場合は、すぐに変更するようにしましょう。

一気に稼ごうとするのではなくスキマ時間でコツコツ行う

アンケートは無限に情報を集めているわけではありません。一定数のアンケートの量が確保できたら、そのアンケートは打ち切られます。

例えば、朝に答えやすい内容のアンケートがあったとして、昼に答えようと思っても定員に達してしまっている場合は、そのアンケートはもう終了しており、回答ができません。そのため届いたアンケートには、できるだけ早く回答した方がいいでしょう。

アンケートモニターで稼ぎたいのなら、アンケートに答えるための時間を確保できるかどうかがポイントです。仕事中の5分休憩の時間など、ちょっとしたスキマ時間でアンケートに答えるのがおすすめです。

また、アンケートは事前調査と本調査に分かれていることが多いです。事前調査のアンケートに答えて、調査対象者に該当すると、本調査に進むことができるようになってます。

事前調査も必要なアンケートの回答量が最初から決まっているので、いかに事前調査に答え、本調査に進むための権利を得られるかどうかが重要です。そのためにも、ちょっとした時間でアンケートをチェックするのが大切なのです。

うそや情報漏えいには十分に気をつける

アンケートの本調査やモニターに選ばれるためには、アンケート元の企業が求めている条件に合わなければなりません。参加したいからといって、うその回答やなりすましをしてしまうと、アンケートで得られたデータに矛盾が発生してしまいます。このようなことが起きるとアンケートの依頼がより少なくなったり、最悪の場合、配信されなかったりする可能性もあります。

それだけではなく、アンケートや調査の内容の中には、アンケート元の企業がまだ発表していない内容が含まれていることもあります。アンケートの内容や画像などを他人に伝えたり、SNSなどで発信したりすることは絶対にやめましょう。

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確定申告が必要になることもある

小遣い程度の金額を稼ぐことができるアンケートモニターですが、一定の金額を超えると確定申告が必要になります。実際には、本業の収入以外で、年間に20万円以上収入があった場合は、その年の確定申告が必要です。アンケートモニターも副業に当てはまるため、もし1年間の収入が20万円を超えた場合は、必ず確定申告を行いましょう。

注意したいのは、会社で副業が禁止されている場合や、学生や主婦などで家族の扶養に入っている場合です。前者の場合は、確定申告で副業をしていることがバレてしまう可能性があります。後者の場合は、稼いだ金額により扶養から外れてしまう場合があるので、扶養から外れたくない場合は稼ぐ金額に注意しなければなりません。

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おすすめのアンケートモニターサイト5選

アンケートモニターのサイトにはさまざまな種類がありますが、どのサイトにも同じようなアンケートがあるわけではありません。もし稼げないサイトに登録してしまった場合、アンケートが届かないこともあるため、意味がなくなってしまいます。アンケートモニターを行う上でおすすめのサイトを紹介します。

Uvoice

Uvoiceは、アプリでアンケートに回答することで、ポイントを貯められるポイ活サービスです。貯まったポイントは、AmazonギフトカードやLINE Payなどのようなさまざまなデジタルギフトに交換ができます。

アンケートだけではなく、自分の行動データを提供することでもポイントを貯めることができます。行動データの提供をオンにし、毎日を今まで通り過ごすだけでポイントが貯まるので、あえて頑張ることをしなくてもポイ活ができるのはメリットでしょう。スマートフォンだけではなくパソコンでも登録ができるため、ダブルでポイントが貯められます。

なおUvoiceでは、3ヵ月に一度、大抽選会を開催しています。2024年3月の大抽選会では、最大1万円相当のポイントが当たる特典もありました。

マクロミル

年間3万件以上ものアンケートを配信しているのがマクロミルです。アンケートに回答することでポイントが貯まり、1ポイント＝1円に交換できます。案件をこなすことで自分のランクが上がり、特典の獲得や限定キャンペーンへの参加が可能です。

アンケートモニター業界の中でも、本調査アンケートや高額モニターへの案内が多いため、稼ぎやすいアンケートモニターサイトです。

リサーチパネル

リサーチパネルは、ポイントサイトのECナビとの組み合わせでポイントをどんどん貯めることができるアンケートモニターサイトです。

リサーチパネルで貯まったポイントは、ECナビを経由して換金します。ECナビには、アンケートやポイントを貯めることができるゲームにチャレンジでき、リサーチパネルでアンケートに答えるだけではなく、ポイ活も全般的に行うことができます。アンケートとポイ活の両方に興味がある人にはぴったりでしょう。

ダブルでポイントが貯められるので、効率の良い貯め方が可能です。

Ipsos iSay

Ipsos iSayは日本だけではなく、世界的な世論や市場調査を行っているイプソスが運営しているアンケートモニターサイトです。ポイントを貯めて、さまざまなギフト券と交換することができるのはもちろん、寄付をして社会にも貢献できます。

配信されるアンケート数は他のアンケートモニターサイトに比べて少なめですが、アンケートの1つひとつの単価が高く、コストパフォーマンスの良い稼ぎ方ができます。

ただし、配信されるアンケートはどれも人気が高いので、応募が打ち切られてしまうことが多くあります。配信の頻度が低いため、他のアンケートモニターサイトと掛け持ちするのがおすすめです。

infoQ

infoQは、GMOリサーチ株式会社が運営しているアンケートモニターサイトです。アンケートに答えて貯めたポイントは、13種類用意されている交換先の中から好きなものに交換できます。しかも、交換時に必要な手数料が無料で、換金したいときにすぐ反映されるリアルタイム交換に対応しています。

セキュリティも万全で、電話番号認証による本人確認により、なりすましや不正ログインを防止しています。プライバシーマークも取得しており、個人情報の漏えいの心配をすることなくアンケートに答えられます。

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まとめ

簡単にできてお金を稼ぐことができるのがアンケートモニターの大きなメリットですが、アルバイトの代わりにできるほど稼げないのが現実です。1つのアンケートの単価は少額であるものの、コツコツ積み重ねることで、お小遣いの足しにできる程度に稼ぐことができます。

また、アンケートモニターサイトの選び方やポイントを稼ぐコツをつかむことで、収入を得られる可能性が少しずつ上がってきます。アンケートモニターに挑戦する場合は、毎日コツコツ粘り強くやることを頭に入れてチャレンジしましょう。