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節約

公開日:2026/10/06 更新日:2026/09/11

「節約」したい理由、年代でこんなに違う?10代〜30代と40代以上を比較

「節約」と聞くと、食費を抑えたり、お得な買い物方法を探したりするイメージがあるかもしれません。しかし、節約を検索する人が知りたいことは、それだけではありません。

将来のお金や日々の暮らしなど、関心の向き先はさまざまです。実際に「節約」を検索する人を年代別に見ると、興味をもつ分野や検索するキーワードなどに違いが見られました。

今回は、「節約」検索者を10代〜30代と40代以上に分けて分析し、男女比や興味関心、検索キーワードなどを比較します。同じ「節約」に関心をもつ人でも、年代によってどのような特徴があるのか、データから探ってみましょう。

節約に興味があるのはどんな人?男女比をチェック

まずは、節約検索者の男女比を見てみましょう。

図:性別
期間:2025年7月〜2026年6月

10代〜30代の節約検索者は、男性49.2%、女性50.8%と男女比はおよそ半々です。一方、40代以上の節約検索者は、男性43.2%、女性56.8%と、女性の割合が高いことがわかります。

10代〜30代では、節約が性別を問わず関心をもたれるテーマになっていると考えられます。一方、40代以上は、10代〜30代に比べて、男性よりも女性のほうが節約に関心を寄せる傾向にあります。女性は、日々の買い物や家計管理など、生活に関わる支出を見直す機会が多いのかもしれません。

何に興味があってどこで買う?年代別の特徴

次に、興味関心です。下のマップは、同属性のインターネット人口全体を0とした場合に、10代〜30代の節約検索者と40代以上の節約検索者のそれぞれのスコアが、どの程度かを表しています。スコア差が大きいほど、特徴が強く表れています。

図:興味関心
期間:2025年7月〜2026年6月

10代〜30代の節約検索者は、「資格取得、習い事」「マネー、投資」「国内旅行」のスコアが高めです。自身の生活を充実させる分野に、関心をもつ様子がうかがえます。

「資格取得、習い事」と「マネー、投資」があることから、将来に向けた学びや資産形成への関心がある層ともいえるでしょう。「国内旅行」からは、将来に備えるだけでなく、今の楽しみも大切にしたい様子がうかがえます。

資格取得や旅行など、お金を使って得られる経験や価値にも関心があるため、節約によって使えるお金を確保したいと考えるのかもしれません。

一方、40代以上の節約検索者は、「コスメ、化粧品」「パソコン」「マネー、投資」のスコアが高めです。美容やデジタル機器など、生活を便利・快適にする商品と、お金への関心が同時に見られるのが特徴です。「コスメ・化粧品」のスコアが高いのは、40代以上の節約検索者に女性が多いことが影響しているのかもしれません。

節約に関心があっても、自分自身のための消費への関心がなくなるわけではない様子がうかがえます。40代以上の節約検索者は、必要なものや関心のあるものへの出費は惜しまず、上手にお金を管理したい層といえるでしょう。

図:購入チャネル
期間:2025年7月〜2026年6月

「コンビニエンスストア」「バラエティショップ」「ショッピングモール」「通信販売(カタログ、テレビなど)」は、10代〜30代の節約検索者の割合が高いことがわかります。

10代〜30代の節約検索者は、日常的に利用する身近な店舗や、幅広い商品を扱う商業施設などを買い物先として利用することがわかります。コンビニエンスストアやバラエティショップなど、比較的気軽に利用しやすいチャネルが含まれており、普段の買い物から節約も意識しつつ、便利さを求めている可能性が考えられます。

一方、そのほかのチャネルは、40代以上の節約検索者のほうが割合が高いです。とくにスーパーやドラッグストアなど、食品や日用品を比較的手頃な価格で購入しやすいチャネルでは、10代〜30代の節約検索者との割合の差が大きくなっています。

40代以上の節約検索者は、「何を買うか」だけでなく「どこで買うか」も意識して、日々の支出を抑えているのかもしれません。Amazonや楽天市場を見ても、40代以上のほうが割合が高く、オンラインショッピングも含め、用途や商品に応じて複数の買い物先を使い分けるとも考えられます。

どんなことを検索・利用している?節約検索者の特徴

では、節約検索者はどのようなキーワードを調べたり、サイトを見たりするのでしょうか?まずは、10代〜30代の節約検索者が特徴的によく検索するキーワードです。

図:よく検索するキーワード(10代〜30代の節約検索者)
期間:2025年7月〜2026年6月

10代〜30代の節約検索者が特徴的によく検索するキーワードには、「食費」「貯金」「電気代」「一人暮らし」「少ない」などがあります。「食費」「電気代」のように具体的な支出項目を調べる一方、「一人暮らし」「少ない」といったキーワードも見られるのが特徴です。10代〜30代では、限られたお金のなかで、生活費をどうやりくりするかに関心があると考えられます。

「ミニマリスト」「貧乏」「末路」といったキーワードも注目したいポイントです。具体的な節約方法だけでなく、節約した先の生活や、節約というライフスタイルそのものについて知りたい気持ちがあるのでしょう。「苦手」というキーワードもあり、節約の意識はあるものの、何らかの難しさを感じる人がいる様子がうかがえます。

次に、40代以上の節約検索者が特徴的によく検索するキーワードです。

図:よく検索するキーワード(40代以上の節約検索者)
期間:2025年7月〜2026年6月

40代以上の節約検索者は、「食費」だけでなく、「一週間」「献立」「作り置き」「調理」「節約レシピ」といった具体的なキーワードをよく検索することがわかります。食費をどう抑えるかだけでなく、実際に何を作るかまで考えて情報を探すのでしょう。

たとえば「節約レシピ」なら、「何を作れば食費を抑えられるのか」という実用的な情報を知りたいと考えられます。節約が身近だからこそ、すぐに実践できる具体的な方法が知りたいのかもしれません。

次に、10代〜30代の節約検索者が特徴的によく見るサイトです。

図:よく見るサイト(10代〜30代の節約検索者)
期間:2025年7月〜2026年6月

10代〜30代の節約検索者が特徴的によく見るサイトには「筆子ジャーナル」「ミニマリストあやじまのブログ」「なにおれ」「たぱぞうの米国株投資」など、ミニマリスト・シンプルライフ系のサイトと投資関連サイトがあります。

このことから、10代〜30代の節約検索者では、物や生活をシンプルにすることと、お金を管理・運用することの両方に関心が向いていると考えられます。とくに、ミニマリスト関連のサイトが複数あることから、節約を単なる価格の問題だけでなく、暮らし方そのものと結びつけて考える人がいるのかもしれません。

次に、40代以上の節約検索者が特徴的によく見るサイトです。

図:よく見るサイト(40代以上の節約検索者)
期間:2025年7月〜2026年6月

40代以上の節約検索者が特徴的によく見るサイトには「サイゾーウーマン」「サンキュ」「ラッコキーワード」「freee税理士検索」などがあります。節約に限らず、暮らしや仕事、お金に関する幅広い情報をインターネットで探す様子がうかがえます。とくに「サンキュ」のような生活情報系メディアが含まれることから、日常生活に役立つ情報をまとめて収集するタイプともいえるでしょう。

次に、10代〜30代の節約検索者が特徴的によく利用するアプリです。

図:よく利用するアプリ(10代〜30代の節約検索者)
期間:2025年7月〜2026年6月

10代〜30代の節約検索者が特徴的によく利用するアプリには「XRPWalk」「ソニー銀行」「マネックス証券」「SBI証券」「家計簿 マネーフォワード ME」「株主パスポート」などがあります。銀行や証券、家計簿、ポイント関連など、お金を管理し増やしたり、お得に活用したりするためのアプリが複数見られるのが特徴です。10代〜30代の節約検索者は、自分のお金の状況を把握し、より効率的に管理しようとする意識があるのかもしれません。

次に、40代以上の節約検索者が特徴的によく利用するアプリです。

図:よく利用するアプリ(40代以上の節約検索者)
期間:2025年7月〜2026年6月

40代以上の節約検索者が特徴的によく利用するアプリには「V NEOBANK」「minimo(ミニモ)」「あすけん」「Amazon Alexa」「JALマイレージバンク」「家計簿 マネーフォワード ME」があります。

金融だけでなく、美容や健康、旅行、生活サポートなど、さまざまなジャンルのアプリが含まれる点が特徴です。40代以上の節約検索者は、日々の生活を便利にしたり、楽しんだりするために、デジタルサービスを利用するのでしょう。

同じ「節約」でも違いがある!年代別の特徴

一言で「節約」と言っても、年代により興味関心や知りたい内容に違いがあることがわかりました。

お金を上手に管理しながら、生活や将来に活かしたい10代〜30代

10代〜30代の節約検索者の特徴は、資格取得・習い事や投資、旅行などへの関心が高く、銀行や証券、家計管理などのアプリを利用する点です。検索キーワードにも「貯金」や「一人暮らし」などが見られます。そのため、節約によって今の生活をやりくりするだけでなく、将来も見据えてお金を管理したい人が含まれると考えられます。

日々の暮らしを大切にしながら、上手にやりくりしたい40代以上

40代以上の節約検索者がよく検索するキーワードには、「食費」「献立」「作り置き」などがあり、料理関連の具体的なキーワードが目立ちます。興味関心では、コスメ・化粧品のスコアが高いのが特徴的です。そのため、節約だからといって生活を切り詰めるのではなく、普段の暮らしや楽しみを大切にしながら、効率よくお金を使いたい人がいると考えられます。

まとめ

今回の分析から、10代〜30代の節約検索者と40代以上の節約検索者では、興味関心やよく検索するキーワードなどに違いがあることがわかりました。

10代〜30代の節約検索者は、貯金や資産形成、自己投資など、これからのお金に関心が向きやすいと考えられます。こうした関心の背景には、「将来に向けてお金を貯めておきたい」「資産を増やしたい」といった漠然とした不安や意識があるのかもしれません。

一方、40代以上では「食費」「献立」「作り置き」「節約レシピ」など、日々の生活に直結する具体的なキーワードが目立ちます。そのため、節約そのものに興味があるだけでなく、「今日から何をすれば節約できるのか」といった、具体的な方法を探している可能性があります。

「節約」という共通の関心でも、年代によって背景や求める情報には違いがある様子がわかりました。節約には、買い物や食費を見直すだけでなく、普段の生活でポイントを貯める方法もあります。アンケートに答えてポイントを貯める「ポイ活」を活用するのも、一つの方法です。少しでも興味のある方は、Uvoiceも試してみてください。

重兼千春

重兼千春

Webライター。転職、キャリア、美容、不動産、金融ジャンルの記事を執筆中。新卒からシステムエンジニアとして働いていました。ライティングにおいては、わかりやすい文章を書くことはもちろん、どこかくすっと笑えるような、読み手が温かい気持ちになれる記事を書くことを心がけています。