公開日:2025/03/28 更新日:2025/03/28
ポイ活に注意点やリスクはある?メリットやデメリットも紹介

「ポイ活」は、日常の買い物やサービスの利用を通じてポイントを貯め、現金や電子マネー、ギフト券などに交換できるお得な仕組みです。小遣い程度の金額であれば比較的容易に稼げるため、スキマ時間の活用方法として人気があります。しかし、ポイ活にはメリットだけでなく、注意すべきリスクやデメリットも存在するので気をつけなくてはなりません。
本記事では、ポイ活の仕組みや種類を紹介するとともに、メリット・デメリット、注意点、そして安全に活用するための対策について詳しく解説します。
ポイ活とは?なぜポイントが貯まる?

「ポイ活」とはどのようなものなのでしょうか。買い物をしたりアンケートに答えたりすることでポイントが貯まる仕組みについて解説します。
ポイ活の仕組み
ポイ活とは、買い物やサービスの利用を通じてポイントを獲得し、貯めたポイントを商品や現金に交換できる仕組みです。獲得できるポイントは、商品の認知度や顧客の購買意欲を高め、新たな顧客やリピーターを増やしたい企業が支払う広告費が元になっています。
「ポイ活が危険」「ポイ活は危ない」という話を聞くことがあるかもしれませんが、ポイ活の仕組み自体が危険、または注意が必要なものだということはありません。しかし、中には危険性を伴うポイ活アプリ・ポイ活サイトも存在するので、ポイ活をする際には目先のお金にとらわれず、慎重に検討することが重要です。
ポイ活の種類
ポイ活には以下のような種類があります。
- クレジットカード:利用額に応じてポイントが貯まる
- ポイントカード:特定の店舗やチェーン店で発行されるカード
- ポイ活アプリ・サービス:アプリのインストールや広告視聴、アンケート回答、ゲームをプレイしてポイントを獲得できる
- レシートアプリ:買い物後のレシートを撮影・送信することでポイントが貯まる
- 歩数計アプリ:歩くだけでポイントが貯まる
- 放置でポイントが貯まるサービス:動画視聴や行動データの提供など、ほったらかしでもポイントが貯まる
種類によってかかる手間や獲得できるポイント額が異なるため、生活スタイルや稼ぎたい金額によって利用するポイ活の種類を決めるとよいでしょう。
【関連】ポイ活の種類|それぞれの特徴や自分に合ったやり方を見つける方法
ポイ活のメリットや魅力

ポイ活の最大の魅力は、日常生活の中で手軽にポイントを貯められることです。買い物やクレジットカード決済、アプリの利用などで自然にポイントが貯まり、現金や商品、サービスの割引に活用できます。特に、普段の支出にポイントを利用すれば、節約になるでしょう。
また、ポイ活の種類は多岐にわたり、歩くだけやレシートを撮影するだけでポイントが貯まるなど、楽しみながら取り組める点も魅力です。さらに、Uvoiceのような放置型のポイ活サービスを活用すれば、手間をかけずに効率的にポイントを貯められます。
こうした仕組みを上手に使い、日々の生活をよりお得で充実したものにしましょう。
ポイ活の注意点やリスク

ここからは、ポイ活の注意点やリスクについて解説します。一般的に挙げられることの多い注意点やリスクとして、以下のものが挙げられます。
- 基本的に短期間で多くのポイントは稼げない
- 浪費につながる可能性がある
- 確定申告が必要になる場合がある
- 時間や労力を無駄にする可能性がある
- 詐欺や悪質なサービスが存在する
- 個人情報が漏えいするリスクがある
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
また、ポイ活の危険性について解説した以下の記事も、興味のある方は併せて読んでみてください。
【関連】ポイ活は危険?!安全に使えるポイ活アプリ・サイトの見極め方とおすすめ5選
基本的に短期間で多くのポイントは稼げない
ポイ活はコツコツとポイントを貯めていく仕組みのため、一気に高額のポイントを稼ぐことは難しいことを理解しておいてください。
クレジットカードの利用や特定のキャンペーンなどを活用すれば比較的多くのポイントを獲得できますが、それでも短期間で大きな利益を得ることはできません。特に、アンケート回答や広告視聴などの無料でできるポイ活は、1回の報酬が少なく、まとまったポイントを貯めるには時間がかかります。
手軽に始められる反面、「簡単に大金を稼げる」と誤解すると期待外れになるので、現実的な目線で取り組むことが大切です。
浪費につながる可能性がある
ポイントを貯めることばかりに目が向いてしまうと、不必要な買い物をしてしまうリスクがあります。
例えば、クレジットカードのポイント還元率を意識し過ぎると、予定外の支出が増えることがあります。また、「あと◯円でボーナスポイント」などのキャンペーンにつられて不要なものまで購入すると、逆に出費が増えてしまうこともあるでしょう。
ポイ活はお得な仕組みですが、無駄遣いをしてしまっては本末転倒です。ポイントを貯めること自体が目的にならないよう、必要な買い物の範囲で活用するようにしてください。
確定申告が必要になる場合がある
ポイ活で得たポイントが一定の条件を満たすと、確定申告が必要になる場合があります。確定申告を怠ると、税務署から指摘され、追徴課税の対象になる可能性があるため注意が必要です。
ただし、通常の買い物で貯めたポイントは「値引き」とみなされ、課税対象にはなりません。どのケースが申告対象になるのかを把握し、適切に対応することが重要です。
詳しくは以下の記事で解説しているので、併せてチェックしてみてください。
【関連】ポイ活の収益は確定申告が必要?いくらから?やり方や必要書類も紹介
時間や労力を無駄にする可能性がある
ポイ活には手間がかかるものも多く、期待したほどのリターンが得られないことがあります。
例えば、アンケート回答や広告視聴で1円相当のポイントしか稼げないこともあり、時給換算すると割に合わないケースが少なくありません。また、ポイントの有効期限を管理しないと失効してしまい、せっかく貯めたポイントが無駄になることもあります。
効率よくポイ活をするためには、時間対効果を考え、手間の少ない方法を選ぶことが大切です。
詐欺や悪質なサービスが存在する
ポイ活の人気が高まる一方で、詐欺や悪質なポイントサービスも存在します。
例えば、高額ポイントをうたう怪しいサイトに登録すると、実際にはポイントが付与されなかったり、過剰な個人情報の提供を求められたりするケースがあります。また、一部のポイントサイトでは、ポイントの交換手数料が高かったり、交換条件が厳し過ぎたりすることもあるため、利用前にしっかりと規約を確認しましょう。
安全なポイ活をするためには、評判の良いサービスを選び、不審な案件には注意を払う必要があります。
個人情報が漏えいするリスクがある
ポイ活では、会員登録の際に氏名やメールアドレスなどの個人情報を入力する必要があるため、情報漏えいのリスクがあります。特に、悪質なポイントサイトやアプリを利用すると、登録情報が第三者に流出し、迷惑メールや詐欺被害につながる可能性に注意が必要です。
また、ポイントサイト経由でネットショッピングをする際、セキュリティー対策が不十分なサイトを利用すると、クレジットカード情報が流出する危険もあります。信頼できるサービスを選び、必要以上の個人情報を提供しないことが大切です。
安全にポイ活をするための対策

ポイ活の注意点を避けて安全にポイ活を行うには、どのようにすればよいのでしょうか。ここからは、以下の7つの対策を紹介します。
- 運営会社の情報がしっかりと明記されているか
- 利用者の口コミ・評判はよいか
- セキュリティー対策をチェックする
- SSLを導入しているか
- プライバシーマークを取得しているか
- ISMS認証を取得しているか
- 手間がかかり過ぎないか
以下の記事ではおすすめのポイ活アプリ・ポイ活サイトについて紹介しています。安全にポイ活をしたい方はぜひ確認してみてください。
【関連】ポイ活におすすめのアプリ・サイト21選|選び方のコツも紹介
運営会社の情報がしっかりと明記されているか
ポイ活サイトやアプリを利用する前に、運営会社の情報が明確に記載されているかを必ず確認しましょう。信頼できるサービスであれば、会社名・所在地・問い合わせ先・運営責任者の氏名などが公式サイトに明記されています。
また、企業の公式サイトがしっかりと運営されているか、更新が滞っていないかもチェックポイントです。運営会社が不明瞭なサイトや、連絡手段としてメールアドレスしか記載がない場合は、万が一トラブルが発生した際に対応してもらえないリスクがあるため、利用を避けた方が賢明です。
特に、海外企業が運営している場合は、問い合わせができなかったり、サポートが十分でなかったりすることも少なくありません。
利用者の口コミ・評判はよいか
ポイ活サービスを利用する際は、実際の利用者の口コミや評判をチェックし、信頼性を確認しましょう。
特に「ポイントが付与されない」「交換申請が通らない」「個人情報が流出した」といった悪い口コミが多いサービスは、避けた方が無難です。口コミは、公式サイトだけでなく、SNSやレビューサイト、比較サイトなどを活用して、客観的な意見を確認することが欠かせません。
また、一部の口コミサイトではサクラ(やらせレビュー)が存在するため、極端に高評価ばかりのサイトも注意が必要です。実際に使った人のリアルな体験談を探し、安心して利用できるサービスかどうかを見極めてください。
セキュリティー対策をチェックする
ポイ活サイトやアプリを利用する際には、個人情報の保護や不正アクセス対策が適切に行われているかを確認することが重要です。
例えば、パスワード設定時に強度チェックがあるか、二段階認証が導入されているかなどをチェックしましょう。特に、金融系サービスと連携する場合は、セキュリティーの甘いサイトを使うと個人情報の漏えいリスクが高まります。また、不審なポップアップ広告や、過剰なアクセス許可を求めるアプリには注意が必要です。
安全にポイ活をするためには、運営会社のセキュリティー対策の明記や、過去に情報漏えいがなかったかを確認し、万が一のリスクを避けてください。
SSLを導入しているか
SSL(Secure Sockets Layer)は、インターネット上でのデータ通信を暗号化する技術で、個人情報の保護に不可欠な仕組みです。安全なポイ活サイトは「https://」で始まるURLを使用しており、アドレスバーに鍵マークが表示されます。これにより、ログイン情報やクレジットカード情報が第三者に盗み見られるリスクが軽減されます。
一方、「http://」で始まるURLを使用しているサイトは通信が暗号化されておらず、情報漏えいの危険性が高いため、個人情報の入力は避けるべきです。特に、ポイント交換時に銀行口座や電子マネー情報を登録する場合は、必ずSSL対応の有無を確認し、安全な環境で利用するようにしてください。
プライバシーマークを取得しているか
プライバシーマーク(Pマーク)は、日本の企業が個人情報を適切に管理していることを示す認証制度で、個人情報保護の信頼性を高める指標の1つです。このマークを取得しているポイ活サービスは、一定の基準を満たした管理体制を持っており、個人情報が適切に保護されている可能性が高いと考えられます。
公式サイトのフッター部分や「会社概要」ページにプライバシーマークのロゴがあるかを確認し、取得済みのサービスを選ぶことで、より安心してポイ活を利用できるでしょう。
ISMS認証を取得しているか
ISMS(Information Security Management System、情報セキュリティマネジメントシステム)認証は、企業が情報セキュリティーを適切に管理していることを証明する国際的な認証制度です。特に、個人情報や金融情報を扱う企業にとって、この認証を取得していることは安全性の証となります。
ISMS認証を受けた企業は、データの漏えいや不正アクセス対策を徹底しているため、ポイ活を安心して利用できる可能性が高いでしょう。
手間がかかり過ぎないか
ポイ活は、無理なく続けられることが大切です。例えば、アンケート回答や広告視聴などで少額のポイントを稼ぐ方法は、時間がかかる割に効率が悪い場合があります。長時間作業しても得られるポイントが少なければ、結果的に時間の無駄になりかねません。
また、ポイントの交換手続きが複雑なサービスや、高額な手数料がかかるサービスもあります。こうした手間の多いサービスを利用すると、ポイ活を継続することが難しくなるため、なるべく手間がかからないサービスを選ぶようにしましょう。
まとめ

ポイ活は、賢く活用すればお得にポイントを貯め、日常の支出を節約できる便利な仕組みです。特に、クレジットカードやポイントサイトを上手に使うことで、効率的にポイントを増やすことが可能です。
しかし、短期間で大きな利益を得るのは難しく、浪費や時間の無駄、個人情報のリスクなどに注意してください。安全にポイ活を楽しむためには、信頼できるサービスを選び、口コミやセキュリティー対策を確認するなどの対策をした上で、自分に合った方法でポイ活を楽しみましょう。

Uvoice編集部
ポイ活サービス「Uvoice」「Uvoiceブラウザ」を運営する株式会社ヴァリューズのUvoice編集部です。お得に暮らすヒントをご紹介します。
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