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ポイ活

公開日:2025/10/24 更新日:2025/10/23

「ポイ活 初心者」と「ポイ活 稼げる」の検索者の違いは?属性や価値観を徹底比較

隙間時間の有効活用や副業のひとつとして注目されているのがポイ活です。あなたは「ポイ活 初心者」「ポイ活 稼げる」のどちらで検索していますか?それぞれの検索者にどのような特徴があるのか、気になる人もいるのではないでしょうか?

本記事では「ポイ活 初心者」(以下「初心者」)と「ポイ活 稼げる」(以下「稼げる」)の検索者の違いを解説します。自分の属性や価値観とマッチしているのか、ぜひ確認してみてください。

【属性】年代や職業、世帯年収の違いは?

属性の調査として、まずは「初心者」と「稼げる」の男女比を見ていきましょう。

図:性別
期間:2024年9月〜2025年8月

「初心者」の検索者は男性、「稼げる」は女性のほうが多いことがわかります。女性はポイ活と日常生活での節約や買い物を結びつけやすく、「生活に直結するお得感」を求めているのかもしれません。一方、男性は「そもそもポイ活を知らない」「まずは仕組みを理解したい」「どうはじめるかを知りたい」といった情報収集段階にいると考えられます。

次に、年代です。

図:年代
期間:2024年9月〜2025年8月

とくに差が大きいのは、60代です。60代は「稼げる」よりも「初心者」で検索する人の割合が高いことがわかります。定年やリタイアを迎える人が多い60代は、収入が年金中心になり、節約意識が高まると考えられます。そのため、節約やお得につながるポイ活に興味をもつのではないでしょうか。

また、時間があるため、新しいことに挑戦しやすくなります。「スマートフォンでできる」「ちょっとした工夫で得できる」というポイ活は、新たなライフスタイルとの親和性が高いといえるでしょう。

次に、職業です。

図:職業
期間:2024年9月〜2025年8月

「パート・アルバイト」は「稼げる」の割合が高いことがわかります。収入を増やしたいと考えているものの、仕事をしていて時間がないので、効率性を求めていると推測されます。同様に「学生」「無職・定年退職・家事手伝い」も「稼げる」の割合が高いです。現状、柱になる収入がない状況なので、効率性を重視して収入を得たいと考えているのではないでしょうか。

一方「初心者」の割合が高いのは「専業主婦(主夫)」です。専業主婦(主夫)の場合、「お小遣い稼ぎをしたい」「ちょっとした収入がほしい」という層が多く、初期投資なく簡単にはじめられるものとして、ポイ活に興味をもったのかもしれません。

次に、世帯年収です。

図:世帯年収
期間:2024年9月〜2025年8月

世帯年収を見ると、200万円未満の層は「稼げる」の割合が高く、効率性を重視して収入を増やそうとしていると考えられます。一方、300〜700万円未満の層は「初心者」の割合が高いようです。

国税庁の2023年の民間給与実態統計調査(※)によると、給与所得者の平均給与は460万円です。300〜700万円未満の層は、一定の収入はあるものの「もう少し手取りを増やしたい」との思いから、ポイ活に興味をもち、初心者でもできるものを探しているのかもしれません。

なお、世帯年収の平均は以下のとおりです。

図:世帯年収(平均)
期間:2024年9月〜2025年8月

世帯年収の平均は「稼げる」よりも「初心者」のほうが高いことがわかります。前述した世帯年収の分布を見ると、「稼げる」は200万円未満の層の割合が高く、300〜700万円未満の層の割合が低かったことから、平均値が下がったと考えられるでしょう。

最後は、保有資産の平均です。

図:保有資産(平均)
期間:2024年9月〜2025年8月

世帯年収とは異なり、保有資産は「初心者」よりも「稼げる」のほうが平均値が高いことがわかります。「稼げる」の検索者はすでに資産的な余裕があり、リスクをとってでも挑戦できる立場にあります。

資産があると「より効率的に増やす」「楽しみながら稼ぐ」というマインドが生まれやすいのでしょう。また、資産が多いほど、カードの利用額や買い物額は高くなります。積極的に高還元カードや高額決済系などの稼げるポイ活に挑戦でき、ダイレクトに成果につながっているのかもしれません。

※参考:国税庁「令和5年分 民間給与実態統計調査」

【ライフスタイル】日々の過ごし方や既婚率に差がある?

属性の違いがわかったところで、ライフスタイルの特徴を調査しました。まずは、1日あたりのSNS・アプリ利用時間を見ていきましょう。

図:1日あたりのSNS・アプリ利用
期間:2024年9月〜2025年8月

1日あたりのSNS・アプリ利用時間は、ほとんどの媒体で「稼げる」のほうが長いことがわかります。ポイ活で稼ぐには、キャンペーン情報や裏技、レビューなどの最新情報が重要です。とくにInstagramやTikTokなどのSNSから、ポイ活情報を得ているのかもしれません。

ポイ活のなかには、ゲームアプリ案件でのポイント付与、動画視聴系の広告タスクなど、楽しみながらポイントが稼げるケースが多くあります。娯楽とポイ活が一体化しているため、利用時間も延びるのでしょう。

次は、平日の過ごし方です。

図:平日の過ごし方
期間:2024年9月〜2025年8月

平日の過ごし方は「初心者」のほうが「家事、育児」のスコアが高いことがわかります。主婦は「初心者」で調べる人の割合が高かったことが影響していると考えられます。

一方「稼げる」でスコアが高いのは「その他の趣味や余暇など自由な時間」です。「仕事(パートや副業なども含む)」のスコアも高いことから、仕事や自由時間の合間の限られた時間でできるポイ活を探しているのかもしれません。

次に、休日の過ごし方です。

図:休日の過ごし方
期間:2024年9月〜2025年8月

休日の過ごし方について「初心者」の検索者は「家事、育児」「稼げる」は「習い事」「その他の趣味や余暇など自由な時間」が多いことがわかります。「初心者」は、休日の多くの時間を家事や育児など、家庭を支えるために使っているようです。実際に、子ども保有率は「稼げる」の検索者よりも高くなっています。

図:子ども保有率
期間:2024年9月〜2025年8月

一方「稼げる」の検索者は、趣味や習い事のスコアが高いことから、時間的にも精神的にも余裕のある人が多いのかもしれません。既婚率は「初心者」よりも低いことがわかります。

図:既婚率
期間:2024年9月〜2025年8月

【価値観】感じていたい気持ちや興味関心の違いは?

最後に、価値観について調査しました。まずは、感じていたい気持ちです。

図:感じていたい気持ち
期間:2024年9月〜2025年8月

感じていたい気持ちを見ると「初心者」は「奉仕心」「稼げる」は「楽観性」や「地位・ステータス」が高いことがわかります。

「初心者」は、家庭や生活全体を支える意識から「家族や周囲に役立つ自分でありたい」という気持ちが強いと考えられます。また、主婦層やシニア層が多いこともあり「安心してはじめられるポイ活」を探しているのかもしれません。

「稼げる」は、「どうせやるなら得をしたい」という前向きで楽観的なマインドをもっているといえます。遊び感覚でも成果を求める気持ちが強く、ポイ活をゲーム的に捉えているのでしょう。

次に、ありたい自分像です。

図:ありたい自分像
期間:2024年9月〜2025年8月

ありたい自分像は、「初心者」も「稼げる」も同じように、「社会的地位と評価」のスコアが高いことがわかります。そのうえで「稼げる」の検索者は、「自由主義」のスコアが高いのが特徴的です。

ここまでの分析で「稼げる」の検索者は、平日や休日に、余暇や習い事にあてる時間が多いことがわかっています。「自分の好きなことをしたい」「自由に生活したい」と考える人が多く、ありたい自分像にも反映されているのでしょう。

また「稼げる」の検索者は、ポイ活を単なる節約ではなく、自分の裁量で収入を増やす副業的なものと捉える意識が強いとも考えられます。根底には「余計な制約なく、自由に選んで効率よく稼ぎたい」という発想があるのかもしれません。

次に、興味関心です。

図:興味関心
期間:2024年9月〜2025年8月

興味関心を見ると「初心者」は、ライフスタイルのスコアが高いことがわかります。背景には「生活そのものをちょっとお得にしたい」という気持ちがあるのでしょう。日常の暮らし改善や家計管理、趣味に近いお得探しなど、暮らしと結びつくポイ活に興味があるのかもしれません。

「稼げる」は「ビジネス・学習」「美容・ファッション」のスコアが高いようです。ポイ活を副収入や、スキルアップの延長線上のものとして捉えていると考えられます。稼げる仕組みを学ぶことで、自分のスキルや収入アップに活かし、自分を高める消費行動として「得したお金でちょっといいコスメや洋服を買う」と推測されます。

価値観は、1人あたりの1か月の平均支出にも表れています。

図:1人あたりの1か月平均支出
期間:2024年9月〜2025年8月

「初心者」は「稼げる」の検索者よりも「お子様への教育費」の金額が高く、「家族や子どものために役立ちたい」という気持ちが強いのかもしれません。ポイ活は「家計のやりくりの一部」や「生活を守るための防衛策」という位置づけなのでしょう。

一方「稼げる」は「海外旅行」や「服・靴・かばん」などの金額が高く、稼いだぶんを自分の楽しみや、魅力アップのために使うという姿勢がうかがえます。「消費」を、自分が豊かさを感じるための「自己投資」と捉えているのでしょう。

まとめ

今回は調査結果をもとに、「ポイ活 初心者」と「ポイ活 稼げる」の検索者の違いを分析しました。

「初心者」の検索者は、女性よりも男性が多く、60代の割合が「稼げる」よりも高いのが特徴です。専業主婦(主夫)の割合も高く、家族や日々の生活に役立つことを求めていると考えられます。ポイ活を家計管理の一部や「ちょっとしたお小遣い稼ぎ」と捉え、安全で手軽にはじめられるものに関心があるといえるでしょう。

一方「稼げる」の検索者は女性が多く、パート・アルバイトや学生など、効率よく収入を増やしたいと考える人が目立ちます。保有資産の平均は「初心者」より高く、自分で自由に使える時間が長いという特徴も見られます。自由時間があるからこそ趣味や余暇を重視する傾向にあり、ポイ活をゲームのように楽しんだり、副収入と捉えたりするマインドが強いようです。

あなたは「初心者」と「稼げる」のどちらのタイプに当てはまりますか?今回の分析結果を参考に、無理なくポイ活をするためのヒントを見つけてみてください。

もし、手軽にできるポイ活を探しているのであれば、Uvoiceを活用してみてください。Uvoiceは、無理なく長く続けられる「がんばらないポイ活」なので、効率を重視する方はもちろん、初心者の方でもはじめやすいサービスです。

重兼千春

重兼千春

Webライター。転職、キャリア、美容、不動産、金融ジャンルの記事を執筆中。新卒からシステムエンジニアとして働いていました。ライティングにおいては、わかりやすい文章を書くことはもちろん、どこかくすっと笑えるような、読み手が温かい気持ちになれる記事を書くことを心がけています。