公開日:2026/01/06 更新日:2025/12/11
投資と節約はどっちを優先すべき?違いやポイントも紹介
元手がなければ投資すらできず、節約もしなければならないと考えている方も少なくありません。投資と節約は目的が異なるため、自分の状況に合わせて選ぶことが大切です。
この記事では、投資と節約の違いや優先順位を紹介します。この記事を読めば、すぐに始められる節約術が分かります。
まずは節約で支出を見直してから、投資に回すお金を確保してください。無理なく続けられる方法で資産形成を始めるのが望ましいでしょう。
日本人の生活費の相場はどのくらい?

ここでは、生活を維持するために商品やサービスを購入する「消費支出」を生活費と定義します。総務省統計局の「家計調査報告(家計収支編)2024年(令和6年)」を基に、消費支出から算出した生活費の相場を見ていきましょう。
一人暮らし
一人暮らし(単身世帯)の生活費は、1カ月当たり16万9,547円です。支出の内訳は下表の通りです。合計額は、月平均額の小数点以下四捨五入を集計しているため一致しません。
| 項目 | 月平均額 |
|---|---|
| 食料 | 4万8,204円 |
| 住居 | 2万3,373円 |
| 光熱・水道 | 1万2,817円 |
| 家具・家事用品 | 5,938円 |
| 被服および履物 | 5,175円 |
| 保健医療 | 8,502円 |
| 交通・通信 | 2万564円 |
| 教育 | 9円 |
| 教養娯楽 | 2万375円 |
| その他の消費支出 | 2万4,592円 |
| 合計額 | 16万9,547円 |
上記10大項目のうち、最も多い費用は食料費の4万8,204円で、最も少ないのは教育費の9円です。一人暮らしは子どもがいない世帯のため、教育費をほとんど必要としないからでしょう。
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2人暮らし
2人暮らしの生活費は1カ月当たり26万8,755円で、一人暮らしの約1.5倍です。
| 項目 | 月平均額 |
|---|---|
| 食料 | 7万5,374円 |
| 住居 | 1万9,385円 |
| 光熱・水道 | 2万1,120円 |
| 家具・家事用品 | 1万1,885円 |
| 被服および履物 | 7,366円 |
| 保健医療 | 1万5,893円 |
| 交通・通信 | 3万5,314円 |
| 教育 | 571円 |
| 教養娯楽 | 2万6,776円 |
| その他の消費支出 | 5万5,070円 |
| 合計額 | 26万8,755円 |
(1世帯当たり)
2人暮らしで、最も多い費用は食料費の7万5,374円で、その他の消費支出が続きます。教養娯楽費は一人暮らしの約1.3倍にとどまります。一方で、住居費は一人暮らしよりも約4,000円少ないのが特徴です。
4人家族
4人家族の生活費は1カ月当たり34万1,400円で、一人暮らしの約2倍、2人暮らしの約1.3倍です。
| 項目 | 月平均額 |
|---|---|
| 食料 | 9万6,328円 |
| 住居 | 1万5,120円 |
| 光熱・水道 | 2万4,593円 |
| 家具・家事用品 | 1万3,029円 |
| 被服および履物 | 1万3,093円 |
| 保健医療 | 1万4,022円 |
| 交通・通信 | 5万1,087円 |
| 教育 | 3万30円 |
| 教養娯楽 | 3万3,980円 |
| その他の消費支出 | 5万116円 |
| 合計額 | 34万1,400円 |
(1世帯当たり)
4人家族の場合も他の世帯と同様に、食料費の支出が最も高いです。一方で住居費が安いのは、家賃が主で住宅ローンの返済費用が含まれていないからでしょう。4人家族では両親と子ども2人が想定されることから教育費が3万円を超えており、授業料などが反映されていると考えられます。
投資と節約はどっちを優先すべき?

投資と節約はどちらを優先すべきでしょうか。以下では3つのケースを紹介します。
- 投資を優先すべきケース
- 節約を優先すべきケース
- どちらも始めるべきケース
投資を優先すべきケース
節約よりも投資を優先すべきなのは、時間や余剰資産を味方にしたい人です。ある程度の貯蓄があり、生活費に困っていない場合は、投資から始めるのが効果的でしょう。
投資は長期運用することで複利効果を期待でき、資産を大きく増やせる可能性があります。若い世代ほど運用期間が長く取れるため、早めに始めるメリットは大きいといえます。
銀行預金では、金利がほとんど付きません。元本割れのリスクはあるものの、投資で資産運用した方が、節約よりもお金を増やせる可能性が高くなります。
節約を優先すべきケース
節約を優先すべきなのは、固定費を削減したい人です。毎月の支出が収入を圧迫している場合、節約で家計を見直す必要があります。
投資に充てる資金が少ない状態では、投資を始めても効果が限定的です。光熱・水道費や通信費、保険料などの固定費を削減すれば、毎月確実に支出を減らせます。
節約で浮いたお金を貯蓄に回し、ある程度の資金ができてから投資を検討するのが賢明です。家計に余裕がない人や貯蓄が少ない人は、節約を優先して支出管理から始めましょう。
どちらも始めるべきケース
どちらも始めた方がいいのは、安定した収入があり生活に余裕がある人です。節約で支出を見直しつつ、投資で資産を増やすことで効率的にお金を貯められます。
節約だけでは増える金額に限界がありますが、投資と組み合わせれば資産形成のスピードが上がるでしょう。固定費を削減して浮いたお金を投資に回せば、長期では大きなリターンを期待できます。
ただし投資はリスクを伴うため、生活費とは別の余剰資金で始めることが重要です。
今すぐ始められる節約術

ここからは、今すぐ始められる節約術を紹介します。どれも特別な準備は不要で、今日からでも実践できる方法です。日常生活の中で少し工夫するだけで毎月の支出を確実に減らせるので、自分に適した方法を選んで取り組んでみてください。
買い物に行く前にリストを作成する
買い物前にリストを作成すれば、無駄な出費を抑えられます。無計画のまま買い物へ行くと、特売や魅力的な外見を優先して不要な商品を買ってしまうことが増えるからです。事前に冷蔵庫やストックを確認し、必要なものをリスト化すれば、買い忘れや重複した購入を防げます。
リスト化を習慣にして、時間もお金も無駄にせずに効率的に買い物しましょう。日常の工夫を積み重ねれば、家計全体への節約につながります。
【関連】おすすめの食費節約術!食材を無駄にしない買い物のコツとは?
積極的に作り置きをする
節約を意識するのなら、積極的に作り置きをするのがおすすめです。作り置きによって、毎回料理する場合と比べて水道代やガス代が削減できます。作り置きしておけば、仕事や家事で疲れた日にコンビニエンスストアや外食に頼らずに済むでしょう。
まとめて作った料理を冷凍保存しておけば、お弁当のおかずとしても活用できます。一人暮らしであれば、週末に1週間分など数日分をまとめて調理すると、平日の調理時間が短縮できて便利です。
ふるさと納税の返礼品を活用する
「ふるさと納税」を上手に活用すれば、返礼品で食費を抑えられます。寄付する額から2,000円を引いた金額が所得税や住民税から控除され、返礼品を受け取れるため、節約効果が高いでしょう。
返礼品で食材を選べば、食費を節約できます。例えば、米の定期便なら毎月自動的に届くため、買い物の手間が省けます。家族が多い世帯では、牛肉や豚肉などをまとめて選ぶと、食費の節約効果がより高まるでしょう。
電気や水の使い過ぎを避ける
電気代は使用量に応じて増加するため、こまめに消すなど電気の使い過ぎには気を付けてください。生活の質を下げてまで節約することはありませんが、小さな工夫を積み重ねれば効果は大きくなります。
水の使い過ぎも、水道費が高くなる原因です。シャワーや洗い物、手洗いの際に水を出しっぱなしにしていると、短時間に多量の水を使います。水をこまめに止める習慣を身に付けることが大切です。
電気やガスなどの会社を見直す
電気・ガス会社の見直しは、手軽にできる固定費の節約方法です。契約プランを変更するだけで料金が下がる可能性があります。電気とガスのセット割や、スマートフォンとのセット割などがあり、自分の生活スタイルに合うサービスを選ぶと効率的です。
契約前に現在の使用量と料金を把握した上で、複数の会社を比較して最適なプランに切り替えましょう。電気・ガス会社を見直すだけで、毎月の光熱費を無理なく減らせます。
ポイ活を始める
ポイ活を始めれば、日常生活の中で手軽にポイントを貯められます。買い物やサービス利用の際にポイントを獲得できて、現金や電子マネーに交換できるため、節約効果が高いでしょう。特別なスキルは不要でスマートフォンがあれば誰でも始められます。
中でも「Uvoice(ユーボイス)」は、アンケートや行動データ提供などを通じて効率的にポイントを獲得できるポイ活サイトです。スキマ時間を有効利用できるため、忙しい人の節約習慣として向いているサービスです。
【関連】ポイ活とは?メリットや注意点と楽しくポイントを貯めるコツを解説
クーポンやポイントで割引を狙う
買い物の際にクーポンやポイントを使えば、支出を抑えられます。店舗が発行する割引クーポンや会員特典を利用すると、商品を安く購入できます。
共通ポイントサービスを導入する店が増えているため、特定のポイントに絞って貯めるのがおすすめです。買い物や光熱費・通信費などの固定費をクレジットカード決済にすれば、自動的にポイントが貯まります。貯まったポイントは買い物や固定費の支払いに充当でき、家計の負担を軽減できます。
保険を見直す
保険の見直しは、大きな節約効果を期待できるためおすすめです。保険は一度加入すると見直す機会が少なく、結婚・出産・転職などにより現在の状況に適していない場合があります。
独身時代に加入した高額な生命保険や、重複している医療保険がないか確認してみてください。必要のない保険は解約し、現在の生活に合った保障内容に変更すれば保険料負担を軽減できます。年に1度は保険証券をチェックして、保障内容が適切か検討しましょう。
フリマアプリやリサイクルショップで買い物をする
フリマアプリやリサイクルショップを活用すれば、買い物の支出を抑えられます。新品にこだわらなければ、定価の半額以下で買える場合も少なくありません。
フリマアプリでは子ども服やおもちゃなど、使用期間の短いアイテムを安く購入できます。逆に、使わなくなったアイテムを出品すれば、臨時収入も得られます。
リサイクルショップを使うメリットは、家具や家電の状態を確認して購入できる点です。特に一人暮らしを始める際は、生活必需品をまとめて安くそろえられます。
ジェネリック薬品を使用する
病院や薬局で薬を処方される時にジェネリック医薬品を選ぶだけで、医療費を抑えられます。ジェネリック医薬品は新薬の特許が切れた後に製造される薬で、新薬と同じ有効成分を使用しており、効果も同等です。
ジェネリック医薬品は開発費用がかからない分、価格は安く設定されています。処方薬を受け取る際に、ジェネリック医薬品を希望する旨を伝えるだけで購入できます。特に慢性疾患で長期間にわたって薬を服用する人は、医療費の負担を大幅に軽減できるでしょう。
補助金・給付金を活用する
国や自治体の補助金・給付金制度を活用すれば、家計の負担を大幅に軽減できます。自分や家族に適用される制度を見逃さないよう、積極的に情報を集めましょう。
代表的な制度として、医療費の自己負担を軽減する「高額療養費制度」があります。出産時には「出産育児一時金」が支給され、まとまった費用を受け取れます。会社員であれば、病気やけがで休職した際に「傷病手当金」の対象です。
自治体独自の住宅リフォーム補助金や子育て支援金もあるため、補助金・給付金制度を確認してみてください。
節約で浮いたお金を投資に回す方法

節約で浮いたお金を投資に回す方法を紹介します。少額から始められる投資方法もあるため、初心者でも取り組みやすいでしょう。
投資信託やiDeCoなどの制度を活用すれば、節約したお金を効率的に増やせます。それぞれの特徴を理解して、自分に適した投資方法を選んでください。
投資信託・NISA
投資信託とは、投資家から集めた資金を専門家が株式や債券に分散投資し、成果を分配する金融商品です。専門家に運用を任せられるため、初心者でも気軽に取り組めます。
NISA(少額投資非課税制度)口座で購入すると、投資信託の分配金や売却益に税金がかかりません。通常は約20%の税金が発生しますが、NISA口座であれば利益として残ります。
個人型確定拠出年金(iDeCo)
個人型確定拠出年金(iDeCo)は、老後に向け加入者が毎月一定額を積み立て、原則60歳以降に受け取る私的年金制度です。加入者自身が掛金を運用し、資産形成していく仕組みになっています。
iDeCoの最大の魅力は、税制優遇です。掛金が全額所得控除の対象となるため、所得税や住民税を軽減できます。運用益も非課税で、長期的に資産を増やしたい人に適しているでしょう。ただし、原則60歳まで引き出せない点には注意してください。
ポイント投資
ポイント投資とは、ショッピングなどで貯まるポイントを株式や投資信託などの金融商品と交換して投資することです。ポイントを使って、誰でも手軽に投資ができます。
ポイント投資は現金を使わずに始められるため、投資初心者でもリスクを抑えて投資経験を重ねられます。貯まったポイントを有効活用しながら、資産運用の知識を身に付けられるでしょう。対応するポイントは、サービスによって異なります。
まとめ

投資と節約は、どちらも資産形成に重要な要素です。節約には固定費や保険の見直しなどがあり、今日からでも始められます。節約で捻出したお金は、NISAやiDeCoなどの制度を活用して投資に回すと効果的です。
無理のない範囲で節約を続け、少額から投資をスタートしてみましょう。ポイント投資は投資を少額から始めたい人に向いています。Uvoiceは、ポイント投資に使うポイントを効率的に貯めたい人に適しているポイ活サービスです。スキマ時間で無理なく続けられるため、節約や投資と併せてぜひ試してみてください。
Uvoice編集部
ポイ活サービス「Uvoice」「Uvoiceブラウザ」を運営する株式会社ヴァリューズのUvoice編集部です。お得に暮らすヒントをご紹介します。
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