公開日:2024/09/24 更新日:2024/09/17
短時間で稼げる副業はある?夜や土日だけでも稼ぎやすい副業を紹介!
現在の働き方で求められているのは、仕事と家庭の両立が可能な短時間でできる副業(ダブルワーク)です。
本記事では、限られた時間で効率よく稼ぐ、短時間での副業を探している方に向けた情報をはじめ、夜間や週末に在宅でできる副業の種類や、選び方のポイントを詳しく解説します。記事を読めば、あなたに合った副業選びの手助けとなるでしょう。
短時間でできる副業ってあるの?
空いた時間を活用して短時間でできる副業は、本業に影響を与えるリスクを軽減できます。では、どのような副業が短時間で可能なのでしょうか。
スキル次第で高収入が狙えるライティングや、在宅でできるデータ入力、スマホでの写真販売などがあります。これらは、特別なスキルがなくても始めやすく、短時間で比較的稼ぎやすいといわれています。
会社員の副業は「やめたほうがいい」と言われる理由は?
会社員の副業は「やめたほうがいい」と言われる理由は、以下の5つが挙げられます。
- 本業に支障が出る可能性がある
- 自由な時間が減ってしまう
- 気持ちの余裕が減ってしまう可能性がある
- 確実に稼げるわけではない
- 確定申告で会社にバレる可能性がある
それぞれ詳しく見ていきましょう。
本業に支障が出る可能性がある
副業を行うと、本業がおろそかになるケースが多々見られます。
例えば、平日に徹夜で副業すれば、寝不足や体調不良になるかもしれません。また、土日に副業に多くの時間を費やし、本業との切り替えがうまくできなくなったり、本業の振り返りや自己研さんができず、成長が停滞したりする可能性もあります。
副業をする際は、本業に影響が出ない範囲で行うことが重要です。具体的には、土日のみを利用して3、4時間で完結するものや、平日に1、2時間でできるような負担の少ない副業を選ぶといいでしょう。
このように、時間と体力のバランスを考慮することで、本業への影響を最小限に抑えつつ、副業で収入が得られます。
自由な時間が減ってしまう
副業を始めると、自由な時間が減少します。これまで趣味や友人との時間に充てていた時間を、仕事に費やすことになるからです。
例えば、ライティングの副業では、記事の内容によっては1つの記事を完成させるのに5、6時間かかることがあります。平日の仕事後に確保できる時間は通常2、3時間程度で、半日程度の時間を副業に充てるのは容易ではありません。
副業によっては、平日の仕事後や週末の全てを使わなければ対応できないこともあり、結果として自由時間が大幅に減ってしまうことが考えられます。このため、「副業はやめた方がいい」という意見もあるのです。
気持ちの余裕が減ってしまう可能性がある
副業を始めると、気持ちの余裕がなくなってしまう可能性があります。多くの人が副業に時間を割けないのは、時間や体力不足が主な理由です。
厚生労働省の「2023年副業者の就労に関する調査」によれば、副業する頻度は週に1、2日程度の方が31.4%と最も多いです。副業での収入は、1カ月当たり5~10万円が30%と最も多くなっています。
この時間を確保できないと、収入を得るのは難しいのが現実です。職種によって必要な時間は異なりますが、スキルを磨けば効率よく稼ぐこともできます。
一方で、余裕がない状態で副業を始めると、ストレスが増し、すぐに辞めてしまう結果になる可能性があるでしょう。
参考:厚生労働省労働基準局労働条件政策課「2023年副業者の就労に関する調査」(6、7ページ)
確実に稼げるわけではない
副業を始めたからといって、確実に安定した収入が得られるわけではありません。多くの副業は成果報酬型であり、納品して初めて報酬が発生する仕組みです。
このため、一定のスキルを持ち、依頼された仕事を完了しなければ、収入を得ることは簡単ではありません。さらに、法律で最低限の報酬が保証されていないので、リピートの依頼があるとも限らず、案件数も時期によって変動します。
これらの理由から、副業は会社員のような安定した労働条件を提供するものではなく、安定した収入を求める場合には不向きといえるでしょう。
確定申告で会社にバレる可能性がある
副業をしていることが会社に知られる原因の一つは、住民税と確定申告の手続きです。副業の所得が年間20万円を超えると確定申告が必要となり、この際に副業の所得が会社の給与と合算され、住民税が増加します。
多くの会社では住民税を給与から天引きしているため、住民税の増加が会社に知られるきっかけとなります。副業が会社に発覚するリスクとなるので、注意が必要です。
住民税を自分で納付する「普通徴収」を選ぶことで、会社に発覚するリスクを軽減できる場合もありますが、全ての自治体で可能とは限りません。
本業への影響などを考えると「短時間」で副業するのがおすすめ!
副業を考える際には、本業への影響を最小限に抑えるために短時間でできるものを選ぶのが賢明でしょう。特に会社員の場合、収入を増やしたくて副業を始めても、体調を崩してしまっては本末転倒です。
短時間の副業を選ぶことで、過労による体調不良や精神的なストレスを避けられます。副業する際は、時間や曜日をしっかりと決め、無理のないスケジュールを組むことが大切です。
また、休息をしっかり取り、健康管理を怠らないようにしてください。これにより、本業に支障をきたすことなく副業できます。
【未経験・在宅OK】短時間でも取り組みやすい副業
短時間でも取り組みやすい副業のうち、未経験や在宅可能な以下の4つを解説します。
- ポイ活
- アンケートモニター
- データ入力や文字起こし
- シール貼りや部品の組み立て
それぞれの内容を詳しく見ていきます。
①ポイ活
ポイ活とは、さまざまなサービスを利用したり商品を購入することでポイントを貯める活動を指します。
代表的なポイントの例としては、楽天ポイントやdポイント、Vポイント、Pontaポイントなどの共通ポイント、クレジットカード利用によるポイント、ポイントサイトでのポイント、航空会社のマイルなどがあります。
貯めたポイントは電子マネーや景品に交換したり、割引として利用したりすることが可能です。ポイントがもらえる背景には、電子決済の普及促進や広告費の一部をユーザーに還元する仕組みがあります。
ポイ活をうまく活用することで、日常の買い物やサービス利用が家計の助けになるのがメリットです。
【関連】ポイ活とは?メリットや注意点と楽しくポイントを貯めるコツを解説
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②アンケートモニター
アンケートモニターは、資格がなくても始めやすく在宅でできる副業です。スマートフォンやパソコンを使って企業からのアンケートに回答することで報酬を得られます。
この仕事の魅力は、特別なスキルが不要で、スキマ時間を活用できる点にあります。家事や育児の合間にも取り組みやすく、報酬は現金やポイント、商品券などから選べます。
企業の新商品開発や市場調査に協力することで社会貢献の一環にもなりますが、大きな収入は期待できないため、小遣い稼ぎとしてコツコツと続けるのがいいでしょう。
【関連】アンケートモニターとは|副業にするメリットや安全に稼ぐコツを紹介
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③データ入力や文字起こし
データ入力や文字起こしは、専門知識や高度なスキルがいらず、未経験者でも始めやすい副業です。
データ入力では、アンケート結果やリストなどの情報を指定された形式でパソコンに入力します。一方、文字起こしは、会議録などの音声データを聞き取り、テキスト化する作業です。
会社員であれば、業務経験から得た集中力や正確性を生かせます。また、在宅でできることが多いので、家庭や本業との両立がしやすいのも魅力です。慣れてくると作業効率が向上し、収入の増加も期待できます。
ただし、長時間のパソコン作業になるため、適度な休憩を取り、健康管理を心がけることが大切です。データ入力や文字起こしは、副業を始める際の入り口として、また安定した副収入源として取り組みやすい選択肢でしょう。
④シール貼りや部品の組み立て
シール貼りや部品の組み立ては、手軽に始められる在宅の内職として人気があります。
シール貼りは、商品のパッケージや郵便物にラベルを貼る作業で、特別な道具や資格がいらないことから初心者でも取り組みやすいのが特徴です。
部品の組み立て作業は、マニュアルに従って商品を組み立てる仕事で、組み立て後には傷の有無や動作をチェックします。例えば電子部品の組み立てでは、ドライバーを使ってパーツを固定することがあり、細かい作業が多いため、専用の作業スペースを確保するといいでしょう。
これらの作業は、副業として安定した収入源を得る手段としても適しています。
【スキルを生かせる】短時間でも取り組みやすい副業
短時間でも取り組みやすい副業のうち、スキルを生かせる以下の4つを解説します。
- 動画編集
- Webライター
- SNS運用
- ハンドメイド作品の制作
それぞれ詳しく見ていきます。
①動画編集
動画編集は、YouTubeなどの動画コンテンツの需要が高まる中で注目される副業です。この分野では、技術的なスキルだけでなく、創造力や構成力も求められます。
会社員としての経験を生かし、視点や感性を活用することが可能です。センスがあれば年齢に関係なく始めやすく、スキルを磨くことで高品質な動画を制作できるようになれば、企業の広告案件など高単価の仕事を得る機会も広がります。
また、在宅での作業が可能なため、柔軟なワークライフバランスを保ちながら取り組めるでしょう。
②Webライター
Webライターは、短時間で取り組める副業の一つで、ライティングスキルが重要視されます。確実性と即金性のある、Webライティングスキルが必要なスキル重視の副業です。
ネットビジネスの拡大に伴い、Webライティングの需要は増加しており、スキルを持つことで即金性のある収入を得ることができます。
Webライターとしての活動は在宅でできるため、柔軟な働き方ができるのも魅力です。さらに経験を積むことで、より高単価の案件を受注できる可能性が広がります。
初心者でも始めやすく、スキルを磨くことで安定した収入を得られる副業として注目されています。
③SNS運用
SNS運用は、スキル重視の副業です。フォロワー数が多いと企業から商品PRの依頼が来ることがあり、副業として注目されています。
報酬はサイトへの送客や商品の購入など、さまざまな指標に基づいて決まります。フォロワー数が多いほど報酬が増えることが一般的です。
自分の得意分野や特化したジャンルで情報を発信し、フォロワーを増やすことが収入を増やすポイントです。SNS運用は短時間でできるため、効率的に収入を得る手段としても適している、スキル重視型の副業です。
④ハンドメイド作品の制作
自分で制作したものをネットで販売する、ハンドメイド作品の制作もスキル重視型の副業の一つです。アクセサリーなどをハンドメイドで制作して、販売するのが人気です。
アクセサリーや洋服、雑貨、ネイルチップ、手作りのポストカードなどを自作し、販売することで収入が得られます。
販売方法は多様で、フリマアプリやハンドメイド専門の通販アプリ、自身のECサイトなどを利用できます。スキルや工夫次第で大きく稼ぐことも可能といわれています。
自分の好きなものを形にし、顧客に喜ばれることで、やりがいを感じられる副業です。
短時間の副業で稼ぐコツ
短時間の副業で稼ぐコツは、以下の3つが挙げられます。
- 自分に合った職業を選ぶ
- 集中して取り組む
- 目的やゴールを明確にする
詳しく解説していきます。
自分に合った職業を選ぶ
短時間の副業で稼ぐコツは、自分に合ったものを見つけることが重要です。副業を続けるには、楽しさやモチベーションの維持が欠かせません。仕事帰りや休日を利用して働くのは想像以上に大変ですが、楽しさを感じられる内容であれば続けやすくなります。
興味がある分野や、スキルアップが期待できるものを選んでみてください。まずはさまざまな副業を試してみて、「これなら楽しい」と思えるものを見つけることが大切です。
自分の興味や特技を生かし、無理なく続けられる副業を選ぶことが、ひいては短時間の副業で稼ぐコツになるでしょう。
集中して取り組む
副業を効率的に行うには、スキマ時間を活用するだけでなく、専用の時間を確保することが重要です。副業でしっかり稼ぎたい、スキルを向上させたいと考えているなら、あらかじめ副業のための時間をスケジュールに組み込みましょう。
例えば、仕事後の飲み会や週末の旅行を予定するように、「この時間は副業に集中する」と決めておくのがポイントです。特に、WebライターやWebデザイナーのようなクリエーティブな仕事は、まとまった時間で一気に作業することで、より高品質な成果が得られます。
スキマ時間で少しずつ進めるよりも、集中して取り組むことで、結果的に短時間で効率よく作業を終えられるでしょう。
目的やゴールを明確にする
副業を続けるには、目的やゴールを明確にすることが重要です。モチベーションを維持するために、最終的な目標だけでなく、そこに至るまでの中間目標を設定してみてください。
例えば、最終的に月にいくら稼ぐかを決めたなら、どの職種でどれくらい作業するのかを決定します。必要な資金やスキルは何か、副業にどれだけ時間を割けるのかなどを日々に落とし込んで考えることが大切です。
そして、「今月はこれを達成する」といった短期的な目標を立てることで、日々の忙しさの中でもモチベーションを保ち、副業を続けやすくなります。これにより、目的やゴールに向かって着実に進めるでしょう。
まとめ
副業を短時間で効率よく行うには、自分に合った職業を選び、集中して取り組むことが重要です。目的やゴールを明確に設定し、モチベーションを維持するための中間目標を立てることも役立ちます。
短時間で稼げる副業には、スキル重視型の副業が向いています。また、コツコツとスキマ時間を利用して稼ぐにはポイ活などの選択肢が有力です。
これらを活用し、無理なく副業を続けることで、収入を増やしながらスキルアップを図れるでしょう。
Uvoice編集部
ポイ活サービス「Uvoice」「Uvoiceブラウザ」を運営する株式会社ヴァリューズのUvoice編集部です。お得に暮らすヒントをご紹介します。
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