公開日:2026/11/04 更新日:2026/10/20
「値上げ」が気になる人はどんな人?検索データから見える意外な関心
食品や日用品、サービスなど、さまざまなものの値上げが続くなか、「値上げ」と検索して詳しい情報を調べる人もいるでしょう。では、実際に値上げを気にしているのは、どのような人なのでしょうか?
年代や年収、保有資産を見てみると、値上げ検索者には意外な特徴が見られました。また、「還元率」「手数料」「改悪」など、お得に関するキーワードも検索されています。
どのような人が値上げを気にして、何を知りたがっているのかを探ります。
「値上げ」を検索するのはどんな人?年代・年収・資産から見る特徴
値上げ検索者にはどのような特徴があるのでしょうか。まずは性別です。

期間:2025年8月〜2026年7月
男女比は男性が66.8%、女性が33.2%で男性が女性の約2倍です。値上げは、食品や日用品など日々の買い物に関わるため、女性向けの家計テーマというイメージがあるかもしれません。
しかし、値上げ検索者のデータを見ると男性が約7割です。家計を管理する目的だけでなく、生活コスト全体への関心から検索されている可能性があります。
次に年代です。

期間:2025年8月〜2026年7月
30代〜50代の割合がほとんど同じであることがわかります。20代以下と60代以上の割合は極端に下がるため、値上げは、とくに30代〜50代を中心に身近なテーマになっている様子がうかがえます。
次は、世帯年収です。

期間:2025年8月〜2026年7月
インターネット人口全体と比較して、値上げ検索者は、世帯年収500万円以上の割合が高めです。とくに世帯年収1,000万円〜1,500万円未満は、割合の差が大きいことがわかります。このことから、収入が高い人でも値上げは気になるといえそうです。
ある程度収入がある世帯でも、物価が上がれば家計への影響は無視できないでしょう。「どの商品が、どれくらい値上がりするのか」を知り、今後の支出を考えるために検索している可能性があります。
次に、保有資産です。

期間:2025年8月〜2026年7月
保有資産は1273.7万円と、インターネット人口全体の906.5万円と比較して、約367万円高いことがわかります。世帯年収500万円以上の割合が高く保有資産も多いことから、値上げが気になるのは、家計に余裕がないからというわけではないといえるでしょう。
収入や資産にある程度余裕がある人も、以下のような背景から、値上げを気にする可能性があります。
- 家計への影響を事前に把握したい
- 支出が大きいため、値上げによる影響額も大きくなる
- お金に関心が高く、物価や経済の動きをチェックする習慣がある
経済やマネーへの関心も高め
次に、値上げ検索者の興味関心を分析します。
下のマップは、インターネット人口全体を0とした場合に、値上げ検索者がどの程度かを表しています。スコア差が大きいほど、特徴が強く表れています。

期間:2025年8月〜2026年7月
「経済」「マネー、投資」のスコアが高いことがわかります。「なぜ値上げが続くのか」「この先、物価はどうなる?」といったように、値上げそのものだけでなく、背景にある経済の動きやお金への影響まで気にする人がいるのかもしれません。
一方「国内旅行」のスコアも高くなっています。レジャーへの関心も見られることから、値上げを気にしつつも、楽しみにはお金を使いたい人がいると考えられます。
「タバコ」「マクドナルド」など具体的な検索も
次に、商品・サービスのカテゴリで、値上げ検索者が特徴的によく検索するキーワードを見てみましょう。

期間:2025年8月〜2026年7月
「タバコ」のほか「マクドナルド」「ファミマ」「ローソン」などが含まれています。「食品」のような大きなカテゴリーではなく、具体的なサービス名を検索しているのが特徴的です。
食品や日用品だけでなく、外食やコンビニ、嗜好品など、日常生活のさまざまな場面での値上げに関心が向いていると考えられます。幅広く値上げの情報を知りたいのはもちろん、「いつも買っているものが実際にいくらになったのか」を確認したい人も多いのかもしれません。
「いつから」「いくら」が気になる?
値上げ検索者が特徴的によく検索するキーワードをさらに詳しく見てみましょう。

期間:2025年8月〜2026年7月

期間:2025年8月〜2026年7月
特徴的によく検索するキーワードの上位には「タバコ」や「ガソリン」があります。タバコは継続的に購入する商品なので、値上げが続けば負担の変化を意識しやすいと考えられます。ガソリンは、車を使う人にとって給油のたびに値上げを実感しやすい商品です。
また「高い」「いつから」「いつまで」「いくら」といったキーワードも目立ちます。値上げ検索者は、自分の生活にいつ、どのくらい影響するのかを確認したい人が多いのかもしれません。
たとえば「〇〇が値上げ」という情報を見たときに、
- いつから高くなる?
- いくら上がる?
- 今よりどれくらい高い?
と、具体的な金額や時期まで調べている様子がうかがえます。
さらに「税金」「金利」「手数料」も含まれています。普段の買い物のほかに、暮らしのなかで発生するさまざまなお金の負担にも関心があるのでしょう。とくに世帯年収が高いと、税金が気になる人も多いのかもしれません。興味関心で「経済」「マネー、投資」のスコアが高いことにもつながりそうです。
「改悪」「廃止」「還元率」「上限」「終了」「期限」も注目したいキーワードです。いくら高くなるかだけでなく、今まで使えていたお得な制度がどう変わるかもチェックする様子がうかがえます。
【関連記事】「還元率」検索者の特徴は?興味関心や検索キーワードなどを細かく分析
買い物に関連して、値上げ検索者の購入チャネルを見てみましょう。

期間:2025年8月〜2026年7月
インターネット人口全体と比較して「Amazon」「楽天市場」の割合の差がとくに大きいことがわかります。「オークション・フリマサイト」「その他のネットショッピングサイト」もインターネット人口全体よりも割合が高いようです。
値上げによる支出増を気にするだけでなく、ポイント還元なども含め、少しでもお得に買う方法を探す人もいるのかもしれません。価格や還元率を見ながら購入先を使い分けるタイプともいえるでしょう。
値上げにどう備える?今日からできる家計対策
では、値上げに備えるにはどうしたら良いのでしょうか?今日から取り組める家計対策をご紹介します。
無理なく続けられる方法を選ぶ
値上げが続くと、食費や日用品費など、あれもこれもと出費を削りたくなりますが、すべてを節約しようとすると負担が大きくなります。そのため、まずは家計のなかで出費が大きいものや、無理なく見直せることを考えてみましょう。
たとえば、
- 毎日のように買っている飲み物を水筒に変える
- 外食の回数を少し減らす
- 使っていないサブスクを解約する
など、比較的生活への影響が小さいところからはじめると、無理なく続けられるかもしれません。
「1円でも安く」を追い求めるより、一度見直すだけで継続的に節約できるものを選ぶのもポイントです。「安い・高い」だけでなく、手間や時間、生活の満足度まで考えて、続けられる方法を選んでみてください。
いつもの商品を別の選択肢に変えてみる
いつもの商品が値上げしたら、同じ商品を買い続ける以外の選択肢を考えてみるのもおすすめです。たとえば食品なら、高くなった野菜の代わりに旬の野菜や冷凍野菜を使うなど、値上げした食材を別の食材に置き換える方法があります。
メーカー品を購入しているなら、プライベート商品など、価格を抑えやすい商品を試してみるのも良いでしょう。日用品なら、詰め替え用や大容量タイプなどを検討し、容量あたりの価格を比較するとお得な商品がわかります。
ただし、大容量だから必ずお得とは限りません。「1個あたり」ではなく「100gあたり」「1枚あたり」など、単位をそろえて比較しましょう。品質や使いやすさも含めて、自分が納得できる代替品を探すことが節約を長続きさせるポイントです。
支出を減らすだけでなくポイントを貯める
値上げへの対策は、支出を減らすことだけではありません。普段の買い物や隙間時間などを活用して、ポイントを貯めて家計の負担を補う方法もあります。
いわゆる「ポイ活」です。ポイ活では、買い物やサービスの利用、アンケートへの回答などを通じてポイントを貯め、貯めたポイントを買い物や電子マネーなどに利用できます。
ポイ活には、買い物をしなくてもポイントを貯められるサービスがあります。たとえば「Uvoice」は、アンケート回答はもちろん、行動データの提供やブラウザの利用など、頑張らなくてもポイントを貯められるポイ活サービスです。ポイントを消費せずに利用できるクーポンもあるので、外食や買い物に役立つでしょう。
値上げ対策は、何かを大きく我慢するのではなく、日々の選択を少しずつ変えることからはじめられます。できることから一つずつ、無理なく続けられる方法を取り入れてみてはいかがでしょうか?
まとめ
値上げ検索者は、男性や30代〜50代の割合が高く、世帯年収や保有資産もインターネット人口全体より高い傾向が見られました。また「経済」「マネー、投資」への関心が高く、「いつから」「いくら」「還元率」など、値上げによる影響やお得な情報を具体的に調べている様子もうかがえます。
値上げをきっかけに、価格だけでなく、還元率や手数料などのお得に関わる情報にも関心を向ける人が多いのかもしれません。
そんな人に活用してほしいのが「Uvoice」です。アンケート回答や行動データの提供などを通じてポイントを貯められるため、ポイ活の一つとして取り入れられます。
値上げへの対策を考えるなら、支出を抑えるだけでなく、ポイントを貯めてお得につなげる方法にも目を向けてみてはいかがでしょうか?
重兼千春
Webライター。転職、キャリア、美容、不動産、金融ジャンルの記事を執筆中。新卒からシステムエンジニアとして働いていました。ライティングにおいては、わかりやすい文章を書くことはもちろん、どこかくすっと笑えるような、読み手が温かい気持ちになれる記事を書くことを心がけています。
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