公開日:2025/06/17 更新日:2025/05/06
60代のシニアにおすすめな副業はある?在宅でもできるおすすめな副業を紹介!

「60代で副業を始めたい」「60代でも稼げる副業はある?」と考えている方も多いのではないでしょうか。在宅ワークやスキルを生かした仕事を副業にすることで、収入を増やしてより充実した生活を送ることが可能です。
そこでこの記事では60代におすすめの副業を詳しく解説します。60代の方が副業に挑戦する際の注意点と選び方のポイントについても解説しているので、ぜひ参考にしてください。
60代のシニアが副業に挑戦するメリットとは?

60代のシニアが副業に挑戦するメリットは次の4つです。
- 経済的な不安が解消できる
- 長年培ってきたスキルを生かせる
- やりがいや成長につながる
- 女性や高齢になっても在宅で収入を得られる
以下で詳しく見ていきましょう。
経済的な不安が解消できる
日本人の平均寿命が延びる中、老後に必要な資金も増加しています。「年金だけでは老後が不安」という声をよく耳にしますが、この不安を抱える60代の方も少なくないでしょう。
その点、副業は、老後の経済的不安を軽減する有効な手段です。本業以外の収入源を確保することで、生活費を本業の収入でまかない、副業の収入を貯蓄や資産運用に回せるようになります。
特に在宅ワークは、体力的な負担が少なく、空いた時間を有効活用できる点でシニア世代に適しています。
【関連】副業で月1万円稼ぐ方法はある?おすすめの仕事やポイントを紹介
長年培ってきたスキルを生かせる
人生の大半を過ごしてきた職場で身につけたスキルは、副業でも高く評価されることが多いものです。60代の方々が持つ豊富な経験やコミュニケーション能力は、どんな副業にも役立つ貴重な財産です。
自分の得意分野を副業として選べば、初めての挑戦でも優良の案件や高単価の仕事を獲得できる確率が高まります。
職場でじっくりと信頼関係を構築しながら実績を積み重ねてきたという経験自体も、60代ならではのスキルです。副業においても、円滑な人間関係づくりや信頼の獲得につながるでしょう。
やりがいや成長につながる
60代を迎えると、当たり前だった部下との関係や責任ある立場が徐々に失われ、仕事への熱意や張り合いが薄れていくケースは少なくありません。
長年にわたって会社に貢献してきた方にとって、このような変化は喪失感につながるでしょう。自分の存在価値や仕事の意義について改めて問い直す時期となり、「何のために働いているのか」という根本的な問いに向き合うことになります。
その点、副業を始めると、社外で自分のスキルや経験が評価され、思わぬ形で認められることが新たなやりがいや自信につながるのです。本業だけでは得られない充実感を副業で見出せるでしょう。
このように、副業は単なる収入源としてだけでなく、自己実現によるやりがいや成長する機会につながる可能性を秘めています。
女性や高齢になっても在宅で収入を得られる
副業は雇用関係に縛られないため、60代の女性や高齢者でも体力や健康状態に合わせて、無理なく長く続けられるメリットがあります。
注目すべきは在宅でできる副業の存在です。身体的な負担が少なく、通勤の必要もないため、60代からでも安心して取り組めます。また、定年退職後の生活設計として、副業から進展し独立への道を選ぶ選択肢も広がります。
サラリーマン時代から副業をスタートさせておくことで、将来に向けたリスクヘッジになるでしょう。長年の経験を生かした専門知識やスキルを副業として提供することで、年齢を重ねても社会とのつながりを保ちながら副収入を得られます。
60代が副業に挑戦する際の注意点

60代が副業に挑戦する際の主な注意点は次の3つです。
- 副業禁止の規定がないか確認する
- プライベートの時間が減ってしまう可能性がある
- 詐欺に遭うリスクもある
順調に副業をスタートするためにも、以下で確認しましょう。
副業禁止の規定がないか確認する
就業規則に副業禁止の規定がない場合は、原則としてペナルティを受けることはありません。一方で、明確に禁止されている会社で副業をした場合、懲戒処分の対象となる可能性があります。
そのため、まずは自分の勤務先の就業規則を確認しましょう。不明点があれば、上司や人事部門に相談することをおすすめします。副業によっては、届出や許可制度を取っている会社もあるため、正しい手続きを踏むことで安心して副業に取り組めます。
プライベートの時間が減ってしまう可能性がある
原則として、副業を始めると、プライベートの時間が減ることが多いです。本業の合間に副業を行う場合、時間配分が難しくなり、趣味や家族との時間が取れないこともあるでしょう。
そのため、自分が取り組める仕事量を正確に把握し、無理のないスケジュールを組むことが大切です。
在宅でできる副業であれば通勤時間を省けるため、効率的に働けるでしょう。特に、オンライン講師やデータ入力など、自分のペースで進められる仕事は時間の負担を軽減できます。
副業を軌道に乗せるには、プライベートと仕事のバランスを保つことが大切です。
詐欺に遭うリスクもある
特にインターネットを利用して副業する場合には、詐欺などの悪質な案件に注意が必要です。
「必ず大きく稼げる」などと、甘い言葉で高額なコンサルティング料や商品代をだまし取ろうとする人もいるからです。
未知の分野の副業には十分に注意し、事前によく調べたり周囲に相談したりするようにしましょう。
60代におすすめの在宅でできる副業

60代におすすめの在宅でできる副業は次の6つです。
- データ入力
- ブログ・SNS運用
- ハンドメイド
- 講師
- 投資
- ポイ活
以下で詳しく紹介します。
データ入力
60代の方にとって、データ入力はハードルが低く始めやすい在宅副業の1つです。基本的なパソコン操作とタイピングスキルさえあれば、特別な専門知識がなくても取り組める点が最大の魅力です。
長年の事務経験がある方や、定年後の時間を大切にしたい方に適しています。データ入力は、企業から提供される帳票情報のExcel入力や、議事録の文字起こしなど、作業内容は多岐にわたります。
データ入力は、納期さえ守れば自分のペースで進められるので、体調や予定に合わせて柔軟に取り組める仕事です。60代の方が持つ正確さや丁寧さは、データ入力の仕事では大きな強みとなるでしょう。
ブログ・SNS運用
ブログ運営は、パソコンとインターネット環境があれば始められる副業です。趣味や仕事で得た知見など、自分の得意分野について発信することで、興味を持つ読者を集客します。
アフィリエイト広告を掲載すれば、読者がリンク先で購入した際にブログ運営者が報酬を得る仕組みです。
また、SNS運用代行は企業のSNSアカウント管理を請け負う仕事です。60代ならではの丁寧な対応や、安定した文章力が評価されることもあるでしょう。
日常的にSNSを利用して基本操作を習得している方なら、特別な資格は不要です。自身のSNSのフォロワー数が多ければ、仕事が取りやすくなります。
これらの副業は初期投資がほとんど必要なく、自分のペースで取り組めるため、60代の在宅副業に向いています。
ハンドメイド
手芸や工作などのものづくりが好きな60代の方におすすめしたいのが、ハンドメイド作品を販売する副業です。
近年「メルカリ」や「minne(ミンネ)」などのハンドメイド作品を販売できるプラットフォームが充実し、専門知識がなくても手軽にネットを使って販売できるようになりました。
60代ならではの経験や感性を生かした手作りアクセサリー、ニット製品、和洋小物、水彩画や書道作品、木工家具など、自分の得意なものを作って販売できます。
価格設定も自由なので、材料費と手間を考慮した適正な価格で出品しましょう。
講師
60代の方が長年培ってきた知識や経験を生かせる副業として、講師業もおすすめです。
「ストアカ」や「タイムチケット」などのスキルシェアサービスを活用すれば、生徒募集や会場確保、料金回収などの煩雑な作業を代行してもらえるため、教えることに集中できます。
講師として教えられる分野は多岐にわたります。料理教室や語学レッスン、編み物や刺しゅうなどの手芸、フラワーアレンジメント講座といった趣味のジャンルから、ビジネススキルとして需要の高いプログラミングやExcel操作法まで、自分の得意分野を商品化できるのです。
投資
投資は「資産運用」と位置付けられるため、副業禁止の会社に勤めている60代の方でも取り組めます。
多くの副業と異なり、時間的な制約が少なく、体力的な負担もかからないため本業との両立がしやすい資産形成の手段です。
60代におすすめの投資方法としては、リスクを抑えた選択肢から始めるのがいいでしょう。2024年から始まったNISA制度を利用すれば、一定の非課税枠内で長期投資ができます。
一方で、株式投資やFX、仮想通貨、不動産投資などはリターンが大きい分、リスクも高まります。投資は基本的に元本保証がないため、余裕資金の範囲内で行うことが重要です。
ポイ活
60代の方の副業として、ポイ活が注目されています。ポイ活とは、日常の買い物やネット上の簡単な作業でポイントを効率的に貯めて、現金や電子マネーに交換する活動のことです。
ポイ活の魅力は、初期投資や特別なスキルが不要で、自宅でテレビを見ながらなどスキマ時間でも取り組めることです。
中でも「Uvoice(ユーボイス)」は、最初に行動データの提供を設定するだけで、自動でポイントが貯まります。
ポイ活では、アルバイトのようにまとまった収入は得られません。月に数千円程度のお小遣い稼ぎと考えて、Uvoice(ユーボイス)のような放置系のポイ活サービスを気軽に始めてみてはいかがでしょうか。
【関連】ポイ活とは?メリットや注意点と楽しくポイントを貯めるコツを解説
60代におすすめの在宅以外の副業

60代におすすめの在宅以外の副業として、次の3つを紹介します。
- マンション管理員
- 家事代行
- ベビーシッター
これらは、体力に自信のない方でも取り組みやすい副業です。以下で詳しく見ていきましょう。
マンション管理員
マンション管理員は、居住者が快適に暮らせる環境を提供する仕事で、60代の方におすすめの副業です。この職種では主に以下の業務を担当します。
受付業務 | 来訪者の対応や住民からの問い合わせへの応答 |
館内外の巡回・点検 | 建物内外の安全確認や共用部分の点検 |
清掃作業 | 共用部分の掃除や整理整頓(清掃を業務委託している場合は簡易な掃除のみ) |
連絡業務 | 管理会社や修理業者との連絡調整 |
この仕事の魅力は、体力的な負担が比較的少なく、シニア世代でも無理なく取り組める点です。
ただし、居住者とのコミュニケーションが必要な場面も多いため、丁寧な対応や気配りが求められます。
家事代行
家事代行は、日頃の料理や掃除のスキルを生かせる副業です。料理や掃除だけでなくペットの散歩など、さまざまな依頼内容に対応する必要がありますが、特別な資格や高度な技術を必要としないため、60代の方の副業としておすすめです。
家事代行サービス会社に登録することで、安定した仕事を得られるだけでなく、トラブル時のサポートも受けられるため安心して働けます。
家事代行は、依頼者とのコミュニケーションを通じ社会とのつながりを感じながら、働ける副業です。
ベビーシッター
ベビーシッターは、子育て経験や保育士資格を生かせる副業です。特に保育士免許を持っている方は、専門知識を活用しながら質の高いサービスを提供できるため、依頼者からの信頼も得やすいでしょう。
ベビーシッターは、子どもの世話や遊び相手になるだけでなく、送り迎えなど家庭の事情に応じたサポートをします。子どもと触れ合うことで楽しみながら働けるため、精神的な充実感も得られます。
副業としてベビーシッターとして働くには、信頼できる仲介サービスに登録するのがおすすめです。仕事の紹介やトラブル時のサポートを受けられるため安心して働けます。
老後に副業を選ぶ際のポイント

副業を選ぶ際には、初期投資や失敗時のリスクが少ない副業を選ぶことが大切です。特に在宅でできるポイ活やデータ入力などは、初期費用がほとんどかからず安心して始められる副業です。
次に、好きなことや得意なことを生かせる副業を選ぶことで、長く続けられる可能性が高まります。「稼げそうだから」という理由だけで興味のない分野を選ぶと、モチベーションが続かず挫折することもあります。
さらに、勤務時間や場所に縛られない柔軟な働き方ができる副業を選ぶことも大切です。スポットワークやクラウドソーシングなどは、自分のペースで働けるため60代の方でも無理なく取り組めます。
まとめ

60代の副業には在宅でできる副業として、データ入力やハンドメイドなどの他に、スキマ時間を活用できるポイ活があります。
在宅以外では、マンション管理員・家事代行・ベビーシッターなどもいいでしょう。
副業を選ぶ際には、リスク管理と興味・得意分野を重視した選択を心掛け、自分に合った働き方で充実したセカンドライフを目指してみてください。
もしポイ活について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
【関連】60代でもポイ活はできる?おすすめのサービスや始め方、注意点を紹介

Uvoice編集部
ポイ活サービス「Uvoice」「Uvoiceブラウザ」を運営する株式会社ヴァリューズのUvoice編集部です。お得に暮らすヒントをご紹介します。
関連記事

