公開日:2025/06/03 更新日:2025/05/16
一人暮らしの通信費の平均は?安く抑えるための節約方法を詳しく解説!

一人暮らしを始めて、通信費が意外とかさんでいるという方も多いのではないでしょうか?スマートフォンやインターネット回線の利用料金で月1万円を超えてしまうなど、家計が圧迫されて困っている方も多いはずです。
そこでこの記事では一人暮らしの通信費の平均額や、効果的な節約方法を紹介します。記事を読むことで、あなたの一人暮らしの通信費を適正な金額に抑えるコツが分かります。
そもそも通信費とは?

通信費とは、情報通信サービスに支払う料金の総称です。具体的には、スマートフォンの通話料・データ通信料、固定電話料金、インターネット接続料などが含まれます。
一人暮らしの場合、主な通信費はスマートフォン料金と自宅のインターネット回線費用の2つになるでしょう。
スマートフォン料金は、月額基本料、データ通信料、通話料、各種オプション料などで構成されています。一方、インターネット回線費用は、光回線やWi-Fi、モバイルルーターなどの月額料金が中心です。
通信費は毎月の固定費として長期間支払い続けるものなので、契約したプランが家計に大きな影響を与えます。
一人暮らしの通信費の平均はいくら?

2024年の総務省による「家計調査 家計収支編 単身世帯」によると、一人暮らしの通信費平均額は1カ月当たり6,379円です。
調査年 | 1カ月当たりの通信費平均額 |
---|---|
2020年 | 7,286円 |
2021年 | 7,153円 |
2022年 | 7,008円 |
2023年 | 6,610円 |
2024年 | 6,379円 |
近年はスマートフォンで電話料金の高い大手キャリアから、格安キャリアに乗り換える人も増えているため、通信費の平均は2020年の7,286円をピークに年々減少傾向です。格安キャリアの乗り換えについては後述します。
参考:総務省「家計調査 家計収支編 単身世帯」
一人暮らしの通信費を節約する方法

一人暮らしの通信費を節約する方法は次の通りです。
- 通信費の利用状況に合う料金プランに変更する
- 不要なオプションを解約する
- 格安キャリアに乗り換える
- モバイルWi-Fiルーターを利用する
- インターネット回線とスマートフォンのセット割引を活用する
- インターネット無料の物件に引っ越す
順番に詳しく解説します。
通信費の利用状況に合う料金プランに変更する
一人暮らしの通信費を節約する効果的な方法は、自分の使い方に合った料金プランに変更することです。通信費が高いと感じている場合、自分の利用状況に適していないプランを契約していることで無駄な出費が発生している可能性が考えられます。
具体的には、毎月3GB程度しか使わないのに大容量プランを契約していたり、逆に大量のデータを使うのに小容量プランで追加チャージを繰り返したりするケースです。
スマートフォンの契約内容を見直すだけで、月に数千円の節約が可能になることもあります。キャリアのアプリやマイページで過去数カ月の利用状況を確認し、最適なプランを見直しましょう。
不要なオプションを解約する
1人暮らしの通信費を節約するためには、不要なオプションを解約することも大切です。
携帯電話やインターネットの契約プランには、追加料金が必要なオプションサービスが含まれている場合が多くあります。契約時に無料期間が設定されていたオプションをそのまま放置してしまい、気づかないうちに料金が発生しているケースもあります。
修理保証のオプションや動画配信サービスのサブスクリプションなど、自分のライフスタイルに合わないものは解約を検討しましょう。1つのオプションは月額数百円程度でも、複数契約していると通信費全体の負担が大きくなる場合があります。
オプションは定期的に見直して、本当に必要なサービスだけを残すことが大切です。
格安キャリアに乗り換える
大手キャリアから格安SIM提供会社に乗り換えることも、通信費削減の有効な手段です。
格安SIMを提供する会社は、大手キャリアの基地局を借りて運営しているため、自社で基地局を保有する必要がありません。そのため管理費用が抑えられ、プラン料金が大幅に抑えられています。例えば、大手キャリアでは月額7,000円程度かかる料金が、格安SIMでは3,000円前後に抑えられるケースもあります。
格安SIMの注意点は、大手キャリアほどサポート体制が充実していない点です。対面でのサポートに対応しておらず、チャットやメールでの対応に限られる事業者もあるため、契約前によく確認しましょう。
モバイルWi-Fiルーターを利用する
光通信ほどの速度を重視していない方や、スマートフォンの料金を節約したい方の場合、モバイルWi-Fiルーターを利用することで通信費を抑えられる可能性があります。
モバイルWi-Fiルーターは持ち運び可能な充電式のWi-Fiルーターで、SIMが内蔵されているため、スマートフォンやパソコンに接続してデータ通信量を節約可能です。
またモバイルWi-Fiルーターは、自宅だけでなく外出先でも利用できるため、自由度が高い点が特徴です。光回線などの固定回線と比べて初期費用が抑えられるほか、工事も不要なため、これまで回線は契約しておらずスマートフォンのみを利用していたという方にも適しています。
インターネット回線とスマートフォンのセット割引を活用する
一人暮らしでの通信費を節約する方法として、インターネット回線とスマートフォンのセット割引を活用するのも効果的です。多くの携帯電話会社では、自社または系列会社が提供するインターネット回線とスマートフォンのプランを組み合わせることで、毎月の料金から割引が適用されるプランを用意しています。
例えば、ソフトバンクやauでは、それぞれ「おうち割」や「スマートバリュー」といったセット割引があり、スマートフォン1台あたり月額500円から1,000円程度の割引が適用されることがあります。割引を利用すると、通信費全体を大幅に抑えることが可能です。
インターネット無料の物件に引っ越す
通信費の節約方法として、インターネット無料の物件に引っ越すのもおすすめです。インターネット無料の物件では、すでにネット環境が整っているため、入居時に面倒なプロバイダ選びや契約手続きは不要です。
ただし、通信速度や安定性に物足りない場合があります。軽いウェブサーフィンやSNS程度の利用には問題ありませんが、頻繁なオンライン会議やゲーム、大容量データのダウンロードには不向きなケースが生じることもあります。
仕事やオンライン授業などで高速・安定したインターネット環境が必須の場合は、インターネット対応物件を選び、自分の用途に合ったプロバイダを契約する方が賢明です。物件を探す場合は、自分の通信環境の優先度に合わせて選択しましょう。
【関連】一人暮らしの食費は平均いくら?自炊のコツや節約術を紹介
一人暮らしの通信費を抑えるWi-Fi・回線選びのポイント

一人暮らしの通信費を抑えるWi-Fi・回線選びのポイントは次の3つです。
- データ使用量を踏まえて選ぶ
- 月額料金で選ぶ
- 通信速度で選ぶ
以下で確認していきましょう。
データ使用量を踏まえて選ぶ
一人暮らしの通信費を抑えるためには、自分のデータ使用量に合ったWi-Fi環境を選ぶことが重要です。
主なWi-Fi接続方法には、「光回線」「ホームルーター」「ポケット型Wi-Fi」の3種類があります。
光回線 | 完全無制限で大容量のデータ通信に最適 |
ホームルーター | 実質無制限だが、短期間での大量データ消費時に速度制限がかかる可能性もある |
ポケット型Wi-Fi | 低容量から実質無制限まで幅広いプランがあり、使用量に応じて選べる柔軟性がある |
自分の使用状況を正しく把握して、データ使用量に合ったWi-Fi環境を選びましょう。
月額料金で選ぶ
通信方法によって費用は大きく異なるため、一人暮らしの通信費を抑えるなら、月額料金で選ぶことが大切です。
モバイルWi-Fi、ホームルーター(ホームWi-Fi)、固定回線(光回線)などを検討する場合は、中長期的な視点で総費用を比較しましょう。
固定回線は月額料金が安くても工事費を含めると割高になる場合があり、逆に長期間使用すれば工事費を支払ってもトータルで割安になることもあります。
通信速度で選ぶ
快適なインターネット環境を整えるには、利用目的に合った通信速度のWi-Fiを選ぶことが重要です。以下は、Wi-Fiの種類ごとの平均通信速度と主な用途です。
Wi-Fiの種類 | 平均通信速度 | 主な用途 |
---|---|---|
光回線 | 350Mbps | オンラインゲームや生配信など、大容量かつリアルタイム性が必要な用途に最適 |
ホームルーター | 150Mbps | テレワークやオンライン授業など、安定性が求められる作業向き |
ポケット型Wi-Fi | 35Mbps | 通勤・通学中のネット利用や動画視聴に向いており、持ち運び可能で便利 |
最も通信速度が速いのは光回線で、大容量通信を頻繁に行う方には理想的な選択肢です。ただし、導入には工事費用や時間がかかるため、短期間の利用には向いていません。
【関連】時間の節約方法とは?節約術や時間を節約するための心構えなどを紹介
一人暮らしの通信費はポイ活でも節約可能!

一人暮らしの通信費は、ポイ活でも節約可能です。
- 月々の支払いをクレジットカードにする
- ポイント還元率の高いキャリアを選ぶ
上記2点について紹介していきます。
月々の支払いをクレジットカードにする
クレジットカード払いでのポイ活は、毎月の支払いでポイントを効率よく獲得して生活費を抑える方法です。通信費をカード払いにすれば、キャリアの独自ポイントに加えてカードのポイントも二重に獲得できるため、現金払いよりも経済的です。
ただし、選ぶカードによって得られるポイントは大きく異なります。還元率は各カードで設定が異なり、還元率1%のカードなら1万円の通信費で100ポイント(約100円相当)が付与されます。一人暮らしで通信費が月5,000円なら年間で600円相当、月1万円なら年間で1,200円相当のポイントが自動的に貯まる計算です。
より高還元率のカードを選び、複数の通信サービスをまとめて支払うことで、節約効果を高められるでしょう。
ポイント還元率の高いキャリアを選ぶ
一人暮らしで通信費を節約するなら、単に安いプランを選ぶだけでなく、ポイント還元率の高いキャリアを選ぶことも重要です。キャリアによって付与されるポイントの価値や還元率が大きく異なるためです。
主要キャリアは独自のポイントプログラムを展開しており、毎月の支払いに応じてポイントが貯まる仕組みです。ドコモは「dポイント」、auは「Pontaポイント」、ソフトバンクは「PayPayポイント」などを提供しています。
通信費の最大10%程度がポイントとして還元される場合もあるため、長期的に見ると大きな節約になります。
【関連】水道光熱費の節約方法を紹介!すぐに実践できる簡単な節約術も
ポイ活をするならUvoiceがおすすめ!

「Uvoice(ユーボイス)」は、スマホに入れておくだけでポイントが貯められる、がんばらないポイ活サービスです。
行動データの提供やアンケート回答、動画視聴、大抽選会などでポイントが貯められ、PayPayマネーライトやAmazonギフトカードなどに交換可能です。
Uvoice(ユーボイス)は、インターネットの閲覧だけでポイントが貯まるので、一人暮らしでインターネットを利用する機会の多い方は試してみてください。
【関連】ポイ活とは?メリットや注意点と楽しくポイントを貯めるコツを解説
まとめ

一人暮らしの通信費平均額は1カ月当たり6,379円で、2020年の7,286円をピークに年々減少しています。
電気料金などさまざまな固定費が値上げされている状況では、通信費の節約が欠かせません。
一人暮らしの通信費を節約するには、月々の支払いをクレジットカードにして、ポイント還元率の高いキャリアを選びましょう。
ポイ活でも節約が可能なので、無理なく続けられる「Uvoice(ユーボイス)」を試してみてください。

Uvoice編集部
ポイ活サービス「Uvoice」「Uvoiceブラウザ」を運営する株式会社ヴァリューズのUvoice編集部です。お得に暮らすヒントをご紹介します。
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